最近ドリップコーヒーにハマっている。コーヒーは豆によって味や香りが違い、同じ豆でも焙煎度によって味わいが異なりその違いを感じるのが楽しい。30を手前にしてコーヒーを嗜めるようになり、私も少し大人になったような気分がしてウキウキだ。
行きつけのコーヒー屋さんがありそこでコーヒー豆を購入している。そこのお店でいつも気になっていることがある。そのコーヒー屋さんは駅構内の商業施設内にあり、10畳ほどの小さなスペースに店員二名で営業している。私の仕事は土日休みで、いつも休日にコーヒー豆を買いに行く。ここ4ヶ月ほどそのコーヒー屋さんに通っているのだが、その店員が行くたびに毎回違うのである。私が見た限りではそれほど店内は混雑しておらず、レジが並ぶことも稀であり忙しい様子もない。
試しにネットで当該店舗の求人情報を検索してみたが一件もヒットしなかった。こうなるとますます不思議である。人が変わるということは辞める人がいるからであり、そして替わりの人材を採用しているはずである。これだけの人が辞めるからには相応の理由があると思われる。
店員からコーヒーを受け取る際の笑顔の裏には、のぞいてはいけない何かがあるのでは。そんな妄想を膨らませながら、こちらも笑顔でコーヒーを受け取る。大人になるとは本音を笑顔の裏に隠して生きていくことなのかも知れない。