こんにちは!
今日は損得感情で物事を決める人の心理について
お話ししたいと思います
よく、何かをするにあたって
それが自分に損か得かを考えて
得な場合はする
っていう人がいますよね
ある程度の損得感情は
あって当たり前なんですが
それが強くなり過ぎる人っていうのは
実は、自己不在な人が多いんです
自分がある人っていうのは
損か得かよりも
自分がしたいのか?したくないのか?
という外側を基準に決めるのではなく
あくまでも
内面の自分の心を基準に物事を決めます
それは自分の心が
何を求めているのか?
という事を意識化できているからであり
自分が好きな事を
ちゃんと把握しているからなんです
だから損得よりも
自分が満足するかしないか?
そこが焦点になるんです
でも自己不在の人っていうのは
言い方を変えると
自分自身がよくわかっていない人が多く
好き嫌い自体もない人がほとんどです
ではここで
なぜ損得感情で物事を決めようとするのか?
それは自分がどうしたいのかわからない人
自分の感覚が信じられない人
そう言った人たちは自分の感覚の代わりに
自分がこれをした時に周りの人間が
私を羨ましがるのか?否か?
というところで物事を測ります
どういうことか言うと
例えば
AかB、どちらを取るか選ぶ時に
「これを取ったら得だ!
だって損した人が私を見た時に悔しがるだろうから
だから得する方を選ぶ」
っと言った感じで
損をした人の事を考えると
優越感が出る方を選んでしまうんです
基準はあくまでも他者であり
その物の価値や
自分が好きかどうかは問題ではないんです
ちょっと高めのレストランとかに
行く時もそうですよね
普段行かないんだから
金額はそこそこ普段食べられない贅沢をしよー!
って自分が食べたい物
興味が湧いた物を
食べようとするのが一般的かと思うんですが
損得感情の人は
なるべく安いプレートを選ぼうとします
こう言った人の幼少期は
親に対してメチャメチャ従順で
良い子だった人に多くみられます
ある程度の年になると
自我が目覚めるので
必ず反抗期というのが出てくるのが普通です
でも大人になっても好き嫌いがわからない人
損得感情で物事を決める人たちによくみられるのが
反抗期がないまま大人になるケースが多いパターンです
親が「この子は本当に良い子で反抗期がありませんでした」
という子は心理学者の中では
内面的な成長を犠牲にすることで
親に尽くしてきた人だと言われています
要は自身の自立を阻み
親への従順を選んだ子供と言えるでしょう
そう言った子供は基本的に
あまりハッキリとした好みがなく
特に自分にとって大切な人に対して
相手の好みや感情を汲み取りながら生きていきます
こう言ったら相手が喜ぶだろうとか
こうしたら満足してもらえるだろう。。。
と言った感じで
「自分がどうしたいのか?」
という視点が完全に欠けています
自分がある人が何かを選ぶ時
損得や他者は頭に浮かばないんです
そしてそれが健康的な人の考え方なんです
例えば毒親の子供がどこかに行こうとして
ローカルな道を選んで冒険しながら行こう!
と決めたとします
もちろん毒親は
「そんなバカなことせず高速に乗っていきなさい!
お金がないなら高速賃を払ってあげるから!」
くらいのことまで言ってくるかもしれません
そして子供が自分のしたいようにすると
「まだ子供だからわからないのね」
とあくまでも自分の意見を曲げようとはしませんが
ある日、TVで高速ではなくローカルの道を行く利点!
と言う番組の人気が出たとします
損得感情で動く人はここで今までの自分の意見を一転し
ローカルの道を自分も利用しようとします
でもここで忘れてはならないポイントは
子供がローカルの道を選んだケースと
毒親がTVを見て
高速をやめてローカルの道を選んだケース
やっていることは同じことなんですが
動機が違うことがお分かりになりますか?
子供は自分の探究心から
「行ってみたい!」
と実行するのに対し
毒親は
「今流行っているから」
が元になっているんです
この「今流行っているもの」
に飛びつく理由はハッキリしています
みんなに自慢できるからと
みんなが良いと言っているのだから良いに違いない!
もう一つの例では
あなたはスーパーにリンゴを買いに行きます
そこで梨がセールになっていたら
本当はリンゴが食べたかったんだけれど
特売になっている梨の方がお得だから!
という事でリンゴを買わずに梨を買って帰る人
こういう人も常に
損得感情で行動してしまうので
最終的にいつも
本当に自分が欲しい物が手に入らない生き方
をしてしまいがちになります
これはすごく小さな事ですが
損得感情の人たちは
この感覚を友人を選ぶ際
恋人を選ぶ際にも
無意識に持ち込んでしまいます
わかりやすい例だと
職人さんの彼と大恋愛をして
結婚するつもりだったのに
周りが皆エリートな彼氏とばかり
付き合っていたりして
自分の彼氏を少し違う人種的に
見ている事に気づいた時
彼への愛情が揺さぶられてきます
その上
親までも
「そんな職人なんてやめて!」
と言われた場合、、、
損得感情の人は
自分は本当は彼が好きなのにも関わらず
何かしらの正当な理由をつけて関係を終わらせ
みんなに認めてもらえるような
相手を探し出します
客観的見てこういう人生が
自分を幸せには導いてくれないのは
明らかですよね
でも損得感情で生きている人たちは
こう言った生き方をやめる事ができないんです
ではこの損得感情がどこからきているのか?
それは隠された敵意にあると言われています
敵意っていう感情は
本当に放っておくと厄介な感情で
私たちの人生を
かなりの影響力を持って汚染することは
他の記事でも毎回お話ししているので
何個が読んで下さっている方は
お分かりになるかと思うんですが
他者に対する潜在的な怒りがあるからこそ
相手より優位に立とうとしますし
それが基準となるからこそ
他者よりも得したい!
という感情に動かされる訳で
潜在的な怒りがあるからこそ
自分の本当の好きな事が
余計に見えづらくなっている
とも言えると思います
もしあなたが本当に
自分にとっての幸せな人生を送りたい
と思うのであれば
まず自分は本当は何が好きなのか?
何をしたいのか?
という素朴な疑問を常に
自分に問いかけてあげる事です
埋もれた本当のあなたを救出しない限り
あなたはあなたが本当に望むものを
一生手に入れずに
死んでいく事になる可能性が高いですよ
物事が起こった時に
必ず自分に問いかける癖をつけましょう
あなたが本当に欲しているのはこれか?
そして周りの人たちと一度
距離をちゃんと取れる自分にしてみて下さい
損得感情の人は
常に心の中に他者の存在があるので
この他者を追い出さない限りは
そのあなたの中の他者が
あなたを一生コントロールしていってしまいます
なのでまずは心の中も
ちゃんと一人になれるように
自分自身と向き合う
静かな落ち着いた時間を作って見て下さい
そしてそれと同時に
私の記事の中で自分軸の作り方という
のがありますので
そちらも併せて見て頂くと
自分自身を取り戻す方法が
少し見えてくると思います!
最後に覚えておいて欲しい事があります
それは
人に嘘をついても生きていけますが
自分に嘘をつくと
いつか人生に行き詰まります
あなたの人生です!
あなたを幸せにできるのはあなただけです!
地道な方法ですが
必ずあなたを幸せに導いてくれるはずなので
騙されたと思って
試してみて頂きたいと
心の底から願ってます!
最後まで読んで下さりありがとうございました😊
ではまた!