こんにちは!

 

 

今日は私たちの中にある

一番根深い部分でもある劣等感について

お話ししたいと思います!

 

 

劣等感は誰もが持つものなんですが

毒親に育てられた場合

その劣等感が普通の人よりも強く残り

人生をかなり汚染してしまいます

 

 

 

例えば高学歴高収入を良しとする人々や

 

虚栄心が強く見栄っ張りの人

 

または人を救いたがる

メサイヤ•コンプレックスの人や

 

いつもまでも過去にしがみついてい生きている人

 

自慢話ばかりする人もそうです

 

 

 

これらの症状の元が

劣等感から来ているって

どれくらいの方がご存知でしょうか?

 

 

どの症状も

必ず誰にでも

大なり小なりなるものなんですが

 

ただ毒親に育てられている人は

これらの傾向が強く出ます

 

自身で自覚しているかどうかはわかりませんが

特に人間関係があまりうまくいっていない

って言う人は

無意識の中でこういった行動を

しているかもしれません

 

 

なのでこれから数回に分けて

それぞれの特徴と理由

改善策をお話ししていきますので

 

自分に当てはまる特徴に気づき

自分自身の劣等感と

うまく付き合っていけるよう

まずは自分をよく知って頂けたらと思います

 

 

今回は始まりとして

劣等感全般を深く掘り下げていきたいと思います

 

 

 

劣等感の強い人は繊細で思慮深く

些細な事で傷つきやすい

 

 

というのがベースにあるんですが

そう聞くと

「あら!凄く良い人っぽいじゃない!」

って思うかもしれません

 

 

そうなんです

ベースはとても良い人が多いんです

良い人だからこそ

幼少の時に毒親のスケープゴートにされやすく

だからこそ

必要以上に劣等感が植え付けられてしまうんです

 

 

ここで劣等感の原因について

お話ししたいと思います

 

 

劣等感は心理学の中では

「所属感の欠如」

だと言われています

どういうことかと言うと

 

 

毒親は自分の心の中に

深刻な葛藤を抱えています

 

その葛藤を自分で解決できないからこそ

幼い子供を利用して解決しようとします

 

 

例えば夫との関係で

イライラしている感情を

自分の中で解消することができず

子供の何かしらの行動で

悪いところを見つけては

必要以上に怒り

自身のストレス発散をしたり

 

 

子供を馬鹿にすることで

自身の劣等感を払拭しようとしたり。。。

 

 

なぜ無垢な子供が犠牲になるのか?

 

 

劣等感の強い人っていうのは

心の中が不安でいっぱいです

その不安を自分自身で

解消することができないので

 

その解消法として

誰かを自分より下の立場に置き

自分が優越することによって

その自身の劣等感を解消しようとします

 

 

だからこそアドラーも

優越コンプレックスも劣等コンプレックも

同じだと説明しているんですよね

 

 

劣等感がないから自慢話をしたり

傲慢、または虚栄心が強くなるのではなく

劣等感を払拭したいから

そういう行動に出るってことです

 

 

話は戻りますが

そんな感じで

いろんな形で無垢な子供の存在を利用します

 

そうなると

そんな大人の事情を理解できない子供は

 

「自分は劣った人間なんだ」

 

とありのままの自分を受け入れてもらえない存在だ

と感じるようになります

 

 

その家族の中での孤立感が

集団から拒まれるという感覚になり

劣等感が生まれてくる

と言われているんです

 

 

 

要は所属感の欠如=愛の欠如なわけなんですが

 

 

もっとわかりやすく言い換えると

劣等感の強い人は愛の無い人生を生きてきた

と言う事なんです

 

 

親から無償の愛を得られず

条件付きの元で愛された

またはもっとひどい人では

愛されるように頑張ったにも関わらず

受け入れてもらえなかった

と言うことです

 

 

でも実際のところ

これを自覚できない

したくない人は多いと思いますが

 

まずはこれを自身の中で自覚しない限り

第一歩は踏み出せません

なぜなら、自覚することが

今、目の前にある現実を見る

第一歩になるからなんです

 

 

劣等感の強い人は

現実を見ることができません

 

 

よく言われている

「今ここ」

に生きる事でできない人なんです

 

 

もちろん本人はそんなことは思っていません

 

 

私も20年前の人生を変える前まではそうでした

今を生きているように

自分では思っていましたが

 

今考えると

過ぎ去った過去にすがり

本当の意味で

今目の前にいる相手に

関心を持つことができていなかったと思います

 

 

今、人生を変えて

「今ここ」

を生きるようになってから

過去を振り返り

なるほど!

今に生きていなかった!

ってことが

わかったからこそわかるんですが

 

 

ではなぜ今ここを生きることができないのか?

 

 

それは自分軸がないので

自分を支える物が他人の目になり

 

終始、自分が他人からどう思われているのか?

どう見られているのか?

 

と言うことにばかりに気を取られ

今の自分自身の内面に

向き合うことができないわけです

 

 

“自分を支える物が他人の目“

 

 

劣等感が強い人は

自分自身がなく

その上自分を愛していないので

自分の価値を図るものを

他者からの評価に全て依存しています

 

 

これは本当に悲しいことで

実存主義で有名なサルトルも

他人に見られることによって生まれる

「自分の存在」または「対他存在」と呼び

自分をおびやかすのは

他人の目だと説明しています

 

 

わかりやすく言うと

自分は優雅な人間だと思っていても

他人からの違う目で見られることによって

その人は「いやらしい人」

となってしまうって言うことです

 

 

これは自分の評価が相手に委ねられることによって

本来の自分とは違ったものに

なってしまうと言うもので

そのことから対他評価とも言っています

 

 

本来

 

自分の価値や自分がどういう人間なのか?

 

 

っていうことを自分自身で決め

どういう人でありたいのか?

という自分の信念を元に行動していくので

 

 

その自分を他人がどう見ようが

その見方によって自分自身が

脅かされる存在になるってことはないはずなんです

 

 

自分の信念や自分軸がないからこ

他人の目によって

自分の存在価値が変わってしまうんです

 

 

常に他人が自分の中心であり

他人が自分の存在を左右する

そんな生き方では

常に他人の目や存在が気になり

自分自身にフォーカスすることができません

 

 

今ここに生きるというのは

他人の考えや

他人の目を中心にするのではなく

 

 

自分がどうしたいのか?

自分が今この瞬間

何を考えているのか?

どう感じているのか?

 

 

今この瞬間を最大限に感じることなんです

 

 

自分の内面

自分の心にフォーカスをするからこそ

自分自身が満たされてきますし

自分が満たされてくると

他人が気にならなくなります

 

 

なぜなら

 

 

そこに自分自身があるからです

 

 

サルトルも

 

自分を探すのではなく

自分が何をするのかを知ること

そして自分がどうするのかを選ぶこと

 

と言っています

 

 

スピリチュアル界で有名な仮説ですが

 

自分軸で生きる

または今ここに生きるって言うのは

 

自分の飛行機の操縦を

自分でしているか

していないか?

と言うことです

 

 

他人の目が気になってしまっている時

って言うのは

 

自分の操縦席に他人が座っていて

自分の飛行機なのにも関わらず

他人が操縦している

 

だからこそ

自分自身が嫌な感じがしたり

または生きている感じがしないんです

 

 

劣等感を始め

あらゆる心の問題は

自分自身がない

自分自身で生きていない

って言うのが根本で

 

それらが解消されれば

人生は信じられないほど変わっていきます

 

 

そして劣等感を始め

それらの問題を克服する方法が

自分軸で生きること

 

 

そしてそれと同時にして頂きたいのが

人を愛することです

人を愛することは

真に劣等感を癒していきます

 

 

なぜなら

人間関係は鏡なので

もしあなたが本当に相手のことを思い

相手を真に愛したり思いやることができれば

孤独から抜け出すことができるからです

 

 

相手に

表面的ではなく

あなたそのものを

そのまま受け入れてもらう経験をすればするほど

あなたは今の素の自分でいて良いんだ!

って感じることができるようになります

 

 

その感覚があなたを孤独感

所属感の欠如から解放し

相手に優越することで自分の不安を解消しよう

 

って言うことがなくなり

結果、劣等感もなくなって

本来のあなたの人生を

自分らしく生きていくことができるようになるんです!

 

 

では最後にまとめますね!

 

 

 

劣等感の克服に必要なこと

 

1:自分の内面にフォーカスし

自分はどうありたいのか?

何をしたいのか?

と自分を知り

自分軸で生きられる自分にしていくこと!

 

2:人を心から愛すること!

人への真の思いやりが自身の所属感の欠如や孤独感を癒し

本来の自分に引き戻してくれる助けになります

 

 

最後まで読んで下さりありがとうございました😊

 

ではまた!