最近、大きな総合病院から看取り目的で来るご老人が多い。
自然な状態で看取って欲しい。
という家族が大半。
だけど、病院での自然な看取りはない。
看取り目的で来る人は既に点滴が入りにくいほど痩せていたり、浮腫があったり……
で、点滴は何度も刺して場合によってはナース代わって頑張って血管さがす。
一人目が3回して駄目なら二人目が2回くらい…その時のスタッフによっては、それ以上に刺すことになる。
で、流石に三人目となると、こちらも心が折れる。
患者が痛いのは分かっているから……
病院ではそういう人にCV挿入を打診する。
今では9割の人が延命治療だと言って断る。
確かに高カロリー輸液をしたら、長らえる人が多いだろう。
が、これで何度も刺されることはなくなる。
昨日、入ってきたおじいちゃん88歳は来たときから、痩せ細り至るところに皮下出血作ってて、前医でも点滴確保に苦労していたのが分かる。
自然な状態で看取って欲しい。
という家族が大半。
だけど、病院での自然な看取りはない。
看取り目的で来る人は既に点滴が入りにくいほど痩せていたり、浮腫があったり……
で、点滴は何度も刺して場合によってはナース代わって頑張って血管さがす。
一人目が3回して駄目なら二人目が2回くらい…その時のスタッフによっては、それ以上に刺すことになる。
で、流石に三人目となると、こちらも心が折れる。
患者が痛いのは分かっているから……
病院ではそういう人にCV挿入を打診する。
今では9割の人が延命治療だと言って断る。
確かに高カロリー輸液をしたら、長らえる人が多いだろう。
が、これで何度も刺されることはなくなる。
昨日、入ってきたおじいちゃん88歳は来たときから、痩せ細り至るところに皮下出血作ってて、前医でも点滴確保に苦労していたのが分かる。
今日、家族にCVの話をしたが、早く楽にさせてやりたいからしないでくれと…
今日の点滴はナース二人目の5回でようやく入った。
刺すこちらも、心が折れながらしている。
家族の反応を見ながら、私達は点滴の末路の浮腫や痰の増加と吸引繰り返しを知りながらも亡くなるのを引き伸ばすがごとく、医師の指示の必死で点滴しようとするけど、患者は痛みを繰り返し、ナースは入らない針を何度も刺しながら自分達がしていることは何なのだろうか?と心が殺られていくようなことをするのは必要ないのかもしれないと切に思った。
母の時は、施設看取りでいきたい。
で、介護さんや看護師さんに大いに感謝しながら見送ろう。