今月始め頃、
看護師数名が虫刺されみたいなのが出来て痒がってたらしい。
で、代表者が受診したら…

『疥癬』😱😱😱

それから、病院中が大わらわ❗
誰からもらったのか❓
どの患者からもらって、それはどうやって入ってきたのか❓
どこまで感染が広がってるか❓

で、スタッフ7割に患者6割😓😓😓

どうやら、施設から疥癬罹患歴があると知らされずに来たおばあちゃんからだったみたい。

ウチは寝たきりが多いから、その患者さんからもらった看護師や介護士がばらまいてしまったことは間違いない。
スタッフは患者さんからももらっただろうけど、お互いに感染させあった可能性もある。

コロナとかインフルエンザとかはウィルスだから、アルコールが効果あるけど、疥癬の原因はヒゼンダニで、感染対策は長袖ガウンに手袋、手洗い…

で、治療は内服もあるけど、既に飲めなくなってる患者さんが大半😓
軟膏、ローション塗りに清潔ケアの追加と業務が膨大化。

今回、病院は…というか師長さんが直ぐに労災申請したところは凄いと思った。

疥癬は、調べてみると施設や老健ではポピュラーな皮膚感染症のようだ。

友達に話すと
『先日も施設の介護さんが疥癬で来たよ。私も総合病院勤めてる時にもらって酷い目にあったよ』
と笑って言われた。

ま、そのくらいに罹患頻度があるということ。

若かりし頃に一人だけ施設から来たおばあちゃんが疥癬持ちで、個室管理でガウンテクニックして、ムトウハップ清拭してたのを思い出す。
その時もその人の部屋に入るだけで痒くなっていたことも思い出した。
メインの病気がなんだったかは全く覚えてないけど…

今回のことで、標準予防策では高齢者からの皮膚病感染は防げないことが分かった。
エプロンではいくら手袋をしても両手が露出している。
そこにヒゼンダニがくっつけば、10分で皮膚内に入るらしい。即座に侵入と書いてあるのもあった。
寝たきりの人のケアは時間もかかるし常に接触する。
アルコールが効いてくれたら、まだ感染リスクは減るが効果ないらしい。
手洗いくらいしかないとなると長袖ガウンじゃなきゃ感染は避けられないのだ。

こうして、標準予防策はきちんとしていてもスタッフは感染したと思われる。

で、今回のコロナでも問題になっていたが、休憩室やナースステーションはスタッフに感染者がいると伝播場所になってしまう。

私はステーション内で肘から先をテーブルに付けて記録したり同じ椅子に座ったりで、看護師間で感染した人もいるだろうと思っている。

スタッフからもらった患者さんも被害者…
患者さんからもらった看護師や介護士達も被害者…

お陰で在院日数も増えて、感染対策に手間もお金もかかり、おまけに院内感染とあって、診断ミスに判断ミスした院長は堂々と本当にボーナス無しを成し遂げるだろう。

疥癬が出てから、自分も潜伏期間かもしれないと思い、実家にも行けずにいる。
コロナで生活圏を出るときは届け出を書けという今の病院…
こちとら、それでなくとも外食も飲みも我慢しとるというのに…
ああ、情けない…

夜勤明けの今日、
『新しい皮疹がないスタッフは先日から導入した予防衣は着ずに半袖の白衣にするように』
『で、予防衣は各部屋に置いた今の状態だ着回すように』
と言われた。
私はまだ、未病もしくは保菌状態だから、腕が露出した状態で感染者と予防衣の共有は絶対に受け入れられない❗と反論した。

どうなったかは分からないが、共有となると何らかの手を考えないといけない。

というか、勤めていく気力が無くなってきている😖