0:39分、今日は実家泊まり。
隣では背が伸びて足元のタンスを斜めによけながら中1の甥っ子が窮屈そうに寝ている。

ごめんよ。
まだ、私の背の方が高いから許しておくれ。

中3の甥は、誰かと話してないと宿題ができない友達に付き合ってライン電話?しながらポートナイト?だかのゲーム見ながら起きている。
声がうるさいと言ったら皆が寝てる2階から下に移動してくれた。

私の地区では学校が午前中だけ再開している。

なんやら、美味しそうな匂いにつられ、下に下りたらパン食べてた。
ちょっと乱入。

嫌な顔もせず、
「え? まだ声、うるさい?」
と笑いながらいう。
「いんや、ええ匂いしたけ、下りてきた。」
「下に下りて、good job❗」
と言うと満面の笑みが帰ってきた。

で、いきなり
「明日、南海トラフがくるって言いよる」
「今、来たらヤバいよね」
「コロナ爆発で死ぬよ」
と言う。
電話中の友達も参戦。
「ヤバいヤバい」
「俺、高いとこ行く」

…😐

「南海トラフ来んよ」
「来たらコロナどころじゃなくなる。」
「目の前の負傷者助けんといけんからね。」
「収容所は窓全開で蚊取り線香炊きながら虫に耐えるくらいしか手はなくなるやろ!」
と言うと。

「え”ー、蚊に刺されるとか最悪ー。」
「そんなんしたら、蚊取り線香が今度は無くなるじゃーん❗」

「あ、そうじゃね」
「日本より、アフリカとかが困るかも…」
「あっちはマラリアで死んじゃうからね」
「輸出しよるらしいからね」

「ここ、壊れたらポイん家行く❗」
「そう言えば、つい最近、関東、震度4の地震あったよね。」
「やっばー」
「日本、北海道しか生き残れんわー」
「北海道はトラフないんとー」

「そんとになったら、ポイは死にたいわ」
「生きてく方が大変じゃけー」

「え~ なんでぇ~」
「生きとったら、楽しい未来もあるのに?」
「俺、生きとく!」
「俺もー」
「ちゅうか、まだ宿題終わらんのん?」
「俺、そろそろ寝る…」
「後30分…いや、15分で終わらすけー待って!」

とかなんとか喋って、私もパン食べて彼らはまた宿題に戻った。

ふと、思った。

今、大きな天災が起こったら実際のところコロナ対策どころではなくなるだろうと…😐

自然は容赦ない。

本当に先はどうなるか分からないのだと感じた。

それでも、命あり動ける者はできることをしながら生きて行くしかないのだ。

中には違う選択をする人もいるかもしれないが…

どこに居たら生き残れるか?
生きていたら、未来は楽しそう。
と考えている彼らの逞しさと生命力を感じられて、なんだか安心してしまった。

体格もひょろ長くゲームばかりしてヘタレに見える甥っ子達との会話で遠い未来の片鱗を垣間見た気がした。

なんでだろ?

なんか、日本は大丈夫だと思った瞬間があった。

子供って、いいなー。
今朝の小雨の中での溝掃除でも子供達はザリガニ集めてたり…
大人はやりたくないのに…
子供達はワクワクして楽しんでた。
子供が来たら、オヤジ達も張り切りだした。

いやー、救われるわ~😆

世の中のお父さん、お母さんありがとうねー🎵