齢70歳過ぎの行き付けのマスターが
「もう4年目なら、そろそろ終わりかもしれんね。」
「3年も付き合ったら、新鮮さもなくなるし大体、お互いのことが分かって嫌な面も見えてきて…まあ、飽きてくるってことよね。」
と言っていた。
涼さんと3年と8ヶ月が過ぎた。
相手のモチベーションの低下はよく分かる。
前は会う日が決まると嬉しそうにお店の予約をしていたのがなんとなく分かったけど、今では持ち駒がなくなったのか適当になってるのがわかる。
会う日を決めるのも「来月も行っていい?」と聞くのは、こっちからばかり。
前は「次のシフト出たら教えて~😆」って先手打たれてたのに…
自分も月1会うのがルーチン化してるように思う。
彼の今していることや将来の夢を聞いたり、お店の人とお酒の話ししてるのをききながら一緒にお酒を飲むのも楽しい。
涼ちゃんとの時間は私にとっては非日常の唯一の楽しみなのだ。
なくなると寂しい~😭
涼ちゃんと私は相容れるところがほとんどない。
知り会った頃、私は給与が手取りで30万ちょっとあり独り者でこれといった趣味もなかったし、タガが外れたように活動的だったから涼さんは私のことを金持ちと勘違いしていたのではないかと思う。
もう、あの頃の手取りは期待できない。
お金持ちの彼に貧乏人の私…
嫌煙家の彼に愛煙家の私…
努力家の彼に怠け者の私…
目標に向かい邁進してる彼に現状に満足してしまってる私…
昨日もショットバーで彼がトイレに立った間に喫煙可と聞き、一服🚬してたら、超不機嫌になってしまった。
彼の言い分はもっともだと思うから、黙って聞いていたら、その内に自分も昔はヘビースモーカーだったと毎回の如くご機嫌を取り始めてくれた。
喧嘩みたいになっても、結局は同じホテルで一泊して朝まで引きずるってことはないのは彼の性格のお陰だと思う。
何事にも潮時というものがある。
彼の貴重な時間を搾取するのは、そろそろ止めないといけないとも思う。
……
これを書いてる最中、彼からメール📩
「またウィスキー探検しましょう(^.^)」
だって……
悩んでる自分が阿保らしくなった ( ̄0 ̄;)