■■9月13日(日)の予想■■
◆4回阪神2日
阪神5R 2歳新馬 芝2000m
◎(09)メイケイレジェンド
○(08)シンボリダルク
▲(02)ダイシンアレッタ
△(04)ケンホファヴァルト
【見解】
仕上げと適性に怪しさを感じるラニを軽視して配当妙味を追求したい。
【各馬短評】
メイケイレジェンド
(牡、父ステイゴールド、母ヒカルカリーナ、栗東・木原一良)
半姉・フーラブライドは中山牝馬S(G3)勝ちなど重賞2勝。
今週の芝コースの調教は軽めに留めたものの、
初めてビシッと追った8/26にCW66.8-12.3で
古馬500万下・タイムアラウドに追走・併入、
翌週もジョッキー騎乗ながらCW67.8-11.8馬也で
古馬1000万下・テイエムグンカンに追走・併入するなど、
入厩当初から素軽さを感じさせる時計を連発。
父ステイゴールド×母父メジロマックイーンの黄金配合も魅力。
シンボリダルク
(牝、父シンボリクリスエス、母スイートアスペン、栗東・高橋亮)
ジョッキー騎乗の上がり重点ながら十分に乗り込まれ、
初時計翌週の8/19に早くもCWラスト1F12.3馬也、
翌週にはCW4F50.5-12.3をマークするなど、
入厩当初から重苦しい時計も特になし。
新馬戦に強い新鋭・高橋亮厩舎でもあり要注意。
ダイシンアレッタ
(牡、父ドリームジャーニー、母ダイシンシルビア、栗東・松田博資)
半兄・ダイシンプランは芝1800mで新馬勝ち。
全体的に時計が地味な感は否めないものの、
9/2に古馬500万下・サダムダイジョウブに馬也で追走・併入、
今週も古馬OP・アルバートドックにクビ差遅れと、
格上古馬相手に食らいついている点は評価でき、
血統的にも芝の実戦に行って良さそうなタイプ。
あとは、厩舎・平凡なゲート練習の時計からスタートがカギ。
ケンホファヴァルト
(牡、父マーベラスサンデー、母エイシンパンジー、栗東・森秀行)
もともと派手な時計を好む森厩舎だけに過大評価は禁物ながら、
ゲート練習翌週の8/26に早くも栗坂52.1-13.3、
9/2には栗坂51.9-12.8馬也の好時計で未勝利勝ち・ユウチェンジに併入。
併せ馬で常に優勢な点も評価できる。
あとは、血統・ワンペース気味の調教ラップから
芝中距離スローの決め手勝負に対応できるかがカギ。
【無印の人気馬】
ラニ
(牡、父Tapit、母ヘヴンリーロマンス、栗東・松永幹夫)
母は天皇賞・秋(G1)勝ち馬。
半姉・アムールブリエはエンプレス杯(交流G2)勝ち馬。
松永幹厩舎らしくビシビシ乗り込んでいるものの、
今週ジョッキー騎乗でマークした栗坂56.1-13.8をはじめとして
全体的に終いの伸び脚がイマイチなあたり、
推定馬体重500kgの大型馬の初戦らしい
重苦しさが残っている可能性は十分。
ダート志向の強いTapit産駒という点もネックで、
芝中距離戦では決め手不足を露呈しそう。
◆4回中山2日
中山5R 2歳新馬 ダ1800m
◎(11)クレマンダルザス
○(01)カムイ
▲(16)リフリジェレーター
△(05)リーガルオフィス
△(13)ジェムクオリティ
△(15)スプリングガール
【見解】
調教物足りないトウシンゼファーを軽視して配当妙味を追求したい。
【各馬短評】
クレマンダルザス
(牡、父ワイルドラッシュ、母シャンパンマリー、栗東・松永幹夫)
8/16の新潟ダ1800m除外により十分すぎるほど乗り込まれ、
8/12に栗坂54.2-12.5、9/2に栗坂55.0-12.5を馬也でマークするなど、
坂路の上がり時計も十分及第点。
推定馬体重440kgの小柄な馬らしい仕上がりの早さと
豊富な乗り込み量を生かした粘り込みに期待したい。
カムイ
(牡、父アドマイヤオーラ、母メリーランドガール、美浦・大和田成)
入厩以来派手な時計こそないものの、
坂路&南Wで十分に乗り込まれ、
9/2には古馬500万下・ファンシーリシェスに追走・併入するなど、
格上古馬相手の併せ馬の動きは決して悪くない。
仕上がり早で勝ち上がり率の高い
アドマイヤオーラ産駒という点も魅力。
大和田成厩舎らしい人気・時計の印象以上の走りに期待したい。
リフリジェレーター
(牝、父カネヒキリ、母サトノローズヒップ、美浦・奥平雅士)
馬也中心で時計も地味ながら、
併せ馬で常に先着している点は評価できる。
ノースウィナー(5人気2着)、ララガニエ(6人気2着)など、
新馬から走っている兄弟が多い点も魅力。
実戦に行ってのしぶとさに期待したい。
リーガルオフィス
(牡、父シンボリクリスエス、母アグネスキフジン、美浦・高木登)
質・量とも十分に乗り込まれ、
8/26に南W4F52.0-13.5馬也で古馬500万下・ヒムカに併入、
翌週にはジョッキー騎乗で内目を通ったとはいえ
南W4F52.9-12.7をマークするなど、
時計的にもマズマズの印象。
兄弟の勝ち上がり率が高い堅実な血統も魅力。
豊富な乗り込み量を生かした粘り込みに期待したい。
ジェムクオリティ
(牡、父フレンチデピュティ、母ジェイズジュエリー、美浦・大竹正博)
全兄・アドマイヤジュピタは天皇賞・春(G1)勝ち馬。
大竹厩舎&ノーザンファームということを割り引いても
質・量とも手控え気味で時計も地味だが、
今週古馬500万下・リターンラルクに追走・先着するなど、
併せ馬で常に優勢なあたり、
ノーザンファーム天栄でもしっかり乗り込まれてきた印象。
良血馬らしい実戦に行っての良さに期待したい。
スプリングガール
(牝、父トーセンブライト、母ガールズトーク、美浦・小笠倫弘)
半姉・トーセンナチュラルはスイートピーS(OP)2着馬。
馬也中心に丹念に乗り込まれ、
併せ馬で常に優勢な点は評価でき、
9/2には美P65.0-12.0の好時計を馬也でマーク。
推定馬体重430kgの小柄な牝馬らしい仕上がりの早さに期待したい。
【無印の人気馬】
トウシンゼファー
(牡、父クロフネ、母グロリアスアーチ、栗東・佐々木晶三)
佐々木厩舎としては十分に乗り込まれているものの、
時計がなかなか詰まってこない上に
併せ馬で遅れるケースが多い現状。
騎手・血統で過剰人気の感が否めない。
◆4回中山2日
中山6R 2歳新馬 芝1600m
◎(04)プロジェクション
○(01)コスモプロテア
▲(14)ファントムグレイ
△(09)クインズサン
△(05)スエヒロフェスタ
△(08)レイホーロイス
△(02)グレイスノート
【見解】
叩き良化型の厩舎が多く波乱含み。◎○▲の人気薄激走に期待したい。
【各馬短評】
プロジェクション
(牝、父メイショウサムソン、母プライムアクトレス、美浦・和田正道)
母は新馬勝ちを含め芝1200mで3勝。
祖母プライムステージは芝1000~1200mでデビュー3連勝(重賞2勝)。
和田道厩舎らしいセーブ気味の調整ながら、
9/2に美Pラスト1F11.9の鋭い末脚を披露、
今週も古馬準OP・モンマックスに馬也で併入。
入厩以来重苦しい時計もないあたり
母系のスピードと仕上がりの早さをうまく受け継いでいる印象。
開幕週の内枠スタートを生かした粘り込みに期待したい。
コスモプロテア
(牡、父ジャングルポケット、母スーパーウーマン、美浦・高橋義博)
母は芝マイルで3勝。
初時計翌週の8/30に日曜追いながら早くも美坂12秒台のラップを刻み、
9/2には美坂2F25.8-12.7の好時計、
今週もジョッキー騎乗ながら
美坂57.6-14.4の2歳馬2番時計をマークするなど、
派手な調教を好まない高橋博厩舎としては水準以上。
あとは、多頭数の最内枠なのでスタートがカギ。
ファントムグレイ
(牡、父クロフネ、母ブリッツフィナーレ、美浦・杉浦宏昭)
祖母に桜花賞(G1)2着馬・ロンドンブリッジ。
セレクトセール2013にて2000万円で落札。
杉浦厩舎としては質・量ともソコソコ乗り込まれており、
初時計の8/12にいきなり古馬1000万下・トウショウデュエルに先着、
8/26には南W3F39.9-12.7で
古馬500万下・ニシノラピートに先着するなど、
入厩当初から格上古馬相手に上々の動きを披露。
芝向きの母系からはこの条件にも十分対応できそうなタイプ。
地味な騎手で人気の盲点になっているここは要注意。
クインズサン
(牡、父キンシャサノキセキ、母イソシギ、美浦・和田正道)
母は芝1200mで5勝。
和田道厩舎のデビュー戦としてはかなり乗り込まれ、
唯一ビシッと追った9/2に
美P4F52.0-12.1とマズマズの時計をマーク。
スピード色の強い母系からマイル適性がカギだが、
推定馬体重440kgの小柄な馬らしい仕上がりの早さと
豊富な乗り込み量を生かした粘り込みに期待したい。
スエヒロフェスタ
(牝、父マツリダゴッホ、母スエヒロサプライズ、美浦・金成貴史)
上がり重点で全体時計は地味だが、
今週美Pラスト1F12.3馬也の鋭い末脚で
古馬1000万下・フリーアズアバードに併入するなど、
格上相手の併せ馬で一度も遅れがない点は評価できる。
実戦に行ってのしぶとさに期待したい。
レイホーロイス
(牡、父スリーロールス、母ローマンスズカ2、美浦・伊藤圭三)
半兄・スズカワグナーはコスモス賞(OP)勝ち馬。
活躍馬が出ていないスリーロールス産駒という点はネックだが、
坂路&南W中心にビシビシ乗り込まれ、
今週古馬1000万下・セクシーボーイに先着するなど、
格上相手の併せ馬で一度も遅れがない点は評価できる。
実戦に行ってのしぶとさに期待したい。
グレイスノート
(牝、父ハービンジャー、母エオリアンハープ、美浦・宗像義忠)
母は中山牝馬S(G3)3着馬。
押し出されて人気になっている感は否めないものの、
入厩以来併せ馬で一度も遅れがない点は評価でき、
宗像厩舎&社台ファームの小柄な良血牝馬ならば
芝の実戦に行って良さそうなタイプであるのも確か。
おさえておきたい。
【無印の人気馬】
ノンシュガー
(牡、父ダイワメジャー、母クリームオンリー、美浦・戸田博文)
半兄・ソールインパクトは東スポ杯2歳S(G3)3着馬。
兄弟全て勝ち上がっている堅実な血統。
南W中心にかなり乗り込まれ、
初時計の7/23にいきなり南W3F39.6-12.6の素軽い時計をマーク。
ただ、戸田厩舎にしては珍しくビシビシ追っているにも関わらず
その後一度も美P&南Wでラスト1F13秒台を一度も切れない現状。
推定馬体重500kgの大型馬の初戦らしい
重苦しさが残っている可能性は否めない。
ホウオウレックス
(牡、父ダノンシャンティ、母クリスマスツリー、美浦・池上昌和)
半姉・クリスマスキャロルはマーメイドS(G3)2着馬。
千葉サラブレッドセールで1F11.1(2F24.2)をマーク。
初時計翌週の8/26に早くも南Wで12秒台のラップを刻んで
古馬500万下・マリーナベイに併入するなど、
良血馬らしい素質の片鱗は窺えるものの、
入厩以来南Wで一度もラスト1F13秒台前半を切れない現状。
推定馬体重510kgの大型馬の初戦らしい
重苦しさが残っている可能性は否めない。
▽セール騎乗供覧(9:45~、No.10・内)
https://www.youtube.com/watch?v=LeAyosFiJt8
◆4回阪神2日
阪神5R 2歳新馬 芝2000m
◎(09)メイケイレジェンド
○(08)シンボリダルク
▲(02)ダイシンアレッタ
△(04)ケンホファヴァルト
【見解】
仕上げと適性に怪しさを感じるラニを軽視して配当妙味を追求したい。
【各馬短評】
メイケイレジェンド
(牡、父ステイゴールド、母ヒカルカリーナ、栗東・木原一良)
半姉・フーラブライドは中山牝馬S(G3)勝ちなど重賞2勝。
今週の芝コースの調教は軽めに留めたものの、
初めてビシッと追った8/26にCW66.8-12.3で
古馬500万下・タイムアラウドに追走・併入、
翌週もジョッキー騎乗ながらCW67.8-11.8馬也で
古馬1000万下・テイエムグンカンに追走・併入するなど、
入厩当初から素軽さを感じさせる時計を連発。
父ステイゴールド×母父メジロマックイーンの黄金配合も魅力。
シンボリダルク
(牝、父シンボリクリスエス、母スイートアスペン、栗東・高橋亮)
ジョッキー騎乗の上がり重点ながら十分に乗り込まれ、
初時計翌週の8/19に早くもCWラスト1F12.3馬也、
翌週にはCW4F50.5-12.3をマークするなど、
入厩当初から重苦しい時計も特になし。
新馬戦に強い新鋭・高橋亮厩舎でもあり要注意。
ダイシンアレッタ
(牡、父ドリームジャーニー、母ダイシンシルビア、栗東・松田博資)
半兄・ダイシンプランは芝1800mで新馬勝ち。
全体的に時計が地味な感は否めないものの、
9/2に古馬500万下・サダムダイジョウブに馬也で追走・併入、
今週も古馬OP・アルバートドックにクビ差遅れと、
格上古馬相手に食らいついている点は評価でき、
血統的にも芝の実戦に行って良さそうなタイプ。
あとは、厩舎・平凡なゲート練習の時計からスタートがカギ。
ケンホファヴァルト
(牡、父マーベラスサンデー、母エイシンパンジー、栗東・森秀行)
もともと派手な時計を好む森厩舎だけに過大評価は禁物ながら、
ゲート練習翌週の8/26に早くも栗坂52.1-13.3、
9/2には栗坂51.9-12.8馬也の好時計で未勝利勝ち・ユウチェンジに併入。
併せ馬で常に優勢な点も評価できる。
あとは、血統・ワンペース気味の調教ラップから
芝中距離スローの決め手勝負に対応できるかがカギ。
【無印の人気馬】
ラニ
(牡、父Tapit、母ヘヴンリーロマンス、栗東・松永幹夫)
母は天皇賞・秋(G1)勝ち馬。
半姉・アムールブリエはエンプレス杯(交流G2)勝ち馬。
松永幹厩舎らしくビシビシ乗り込んでいるものの、
今週ジョッキー騎乗でマークした栗坂56.1-13.8をはじめとして
全体的に終いの伸び脚がイマイチなあたり、
推定馬体重500kgの大型馬の初戦らしい
重苦しさが残っている可能性は十分。
ダート志向の強いTapit産駒という点もネックで、
芝中距離戦では決め手不足を露呈しそう。
◆4回中山2日
中山5R 2歳新馬 ダ1800m
◎(11)クレマンダルザス
○(01)カムイ
▲(16)リフリジェレーター
△(05)リーガルオフィス
△(13)ジェムクオリティ
△(15)スプリングガール
【見解】
調教物足りないトウシンゼファーを軽視して配当妙味を追求したい。
【各馬短評】
クレマンダルザス
(牡、父ワイルドラッシュ、母シャンパンマリー、栗東・松永幹夫)
8/16の新潟ダ1800m除外により十分すぎるほど乗り込まれ、
8/12に栗坂54.2-12.5、9/2に栗坂55.0-12.5を馬也でマークするなど、
坂路の上がり時計も十分及第点。
推定馬体重440kgの小柄な馬らしい仕上がりの早さと
豊富な乗り込み量を生かした粘り込みに期待したい。
カムイ
(牡、父アドマイヤオーラ、母メリーランドガール、美浦・大和田成)
入厩以来派手な時計こそないものの、
坂路&南Wで十分に乗り込まれ、
9/2には古馬500万下・ファンシーリシェスに追走・併入するなど、
格上古馬相手の併せ馬の動きは決して悪くない。
仕上がり早で勝ち上がり率の高い
アドマイヤオーラ産駒という点も魅力。
大和田成厩舎らしい人気・時計の印象以上の走りに期待したい。
リフリジェレーター
(牝、父カネヒキリ、母サトノローズヒップ、美浦・奥平雅士)
馬也中心で時計も地味ながら、
併せ馬で常に先着している点は評価できる。
ノースウィナー(5人気2着)、ララガニエ(6人気2着)など、
新馬から走っている兄弟が多い点も魅力。
実戦に行ってのしぶとさに期待したい。
リーガルオフィス
(牡、父シンボリクリスエス、母アグネスキフジン、美浦・高木登)
質・量とも十分に乗り込まれ、
8/26に南W4F52.0-13.5馬也で古馬500万下・ヒムカに併入、
翌週にはジョッキー騎乗で内目を通ったとはいえ
南W4F52.9-12.7をマークするなど、
時計的にもマズマズの印象。
兄弟の勝ち上がり率が高い堅実な血統も魅力。
豊富な乗り込み量を生かした粘り込みに期待したい。
ジェムクオリティ
(牡、父フレンチデピュティ、母ジェイズジュエリー、美浦・大竹正博)
全兄・アドマイヤジュピタは天皇賞・春(G1)勝ち馬。
大竹厩舎&ノーザンファームということを割り引いても
質・量とも手控え気味で時計も地味だが、
今週古馬500万下・リターンラルクに追走・先着するなど、
併せ馬で常に優勢なあたり、
ノーザンファーム天栄でもしっかり乗り込まれてきた印象。
良血馬らしい実戦に行っての良さに期待したい。
スプリングガール
(牝、父トーセンブライト、母ガールズトーク、美浦・小笠倫弘)
半姉・トーセンナチュラルはスイートピーS(OP)2着馬。
馬也中心に丹念に乗り込まれ、
併せ馬で常に優勢な点は評価でき、
9/2には美P65.0-12.0の好時計を馬也でマーク。
推定馬体重430kgの小柄な牝馬らしい仕上がりの早さに期待したい。
【無印の人気馬】
トウシンゼファー
(牡、父クロフネ、母グロリアスアーチ、栗東・佐々木晶三)
佐々木厩舎としては十分に乗り込まれているものの、
時計がなかなか詰まってこない上に
併せ馬で遅れるケースが多い現状。
騎手・血統で過剰人気の感が否めない。
◆4回中山2日
中山6R 2歳新馬 芝1600m
◎(04)プロジェクション
○(01)コスモプロテア
▲(14)ファントムグレイ
△(09)クインズサン
△(05)スエヒロフェスタ
△(08)レイホーロイス
△(02)グレイスノート
【見解】
叩き良化型の厩舎が多く波乱含み。◎○▲の人気薄激走に期待したい。
【各馬短評】
プロジェクション
(牝、父メイショウサムソン、母プライムアクトレス、美浦・和田正道)
母は新馬勝ちを含め芝1200mで3勝。
祖母プライムステージは芝1000~1200mでデビュー3連勝(重賞2勝)。
和田道厩舎らしいセーブ気味の調整ながら、
9/2に美Pラスト1F11.9の鋭い末脚を披露、
今週も古馬準OP・モンマックスに馬也で併入。
入厩以来重苦しい時計もないあたり
母系のスピードと仕上がりの早さをうまく受け継いでいる印象。
開幕週の内枠スタートを生かした粘り込みに期待したい。
コスモプロテア
(牡、父ジャングルポケット、母スーパーウーマン、美浦・高橋義博)
母は芝マイルで3勝。
初時計翌週の8/30に日曜追いながら早くも美坂12秒台のラップを刻み、
9/2には美坂2F25.8-12.7の好時計、
今週もジョッキー騎乗ながら
美坂57.6-14.4の2歳馬2番時計をマークするなど、
派手な調教を好まない高橋博厩舎としては水準以上。
あとは、多頭数の最内枠なのでスタートがカギ。
ファントムグレイ
(牡、父クロフネ、母ブリッツフィナーレ、美浦・杉浦宏昭)
祖母に桜花賞(G1)2着馬・ロンドンブリッジ。
セレクトセール2013にて2000万円で落札。
杉浦厩舎としては質・量ともソコソコ乗り込まれており、
初時計の8/12にいきなり古馬1000万下・トウショウデュエルに先着、
8/26には南W3F39.9-12.7で
古馬500万下・ニシノラピートに先着するなど、
入厩当初から格上古馬相手に上々の動きを披露。
芝向きの母系からはこの条件にも十分対応できそうなタイプ。
地味な騎手で人気の盲点になっているここは要注意。
クインズサン
(牡、父キンシャサノキセキ、母イソシギ、美浦・和田正道)
母は芝1200mで5勝。
和田道厩舎のデビュー戦としてはかなり乗り込まれ、
唯一ビシッと追った9/2に
美P4F52.0-12.1とマズマズの時計をマーク。
スピード色の強い母系からマイル適性がカギだが、
推定馬体重440kgの小柄な馬らしい仕上がりの早さと
豊富な乗り込み量を生かした粘り込みに期待したい。
スエヒロフェスタ
(牝、父マツリダゴッホ、母スエヒロサプライズ、美浦・金成貴史)
上がり重点で全体時計は地味だが、
今週美Pラスト1F12.3馬也の鋭い末脚で
古馬1000万下・フリーアズアバードに併入するなど、
格上相手の併せ馬で一度も遅れがない点は評価できる。
実戦に行ってのしぶとさに期待したい。
レイホーロイス
(牡、父スリーロールス、母ローマンスズカ2、美浦・伊藤圭三)
半兄・スズカワグナーはコスモス賞(OP)勝ち馬。
活躍馬が出ていないスリーロールス産駒という点はネックだが、
坂路&南W中心にビシビシ乗り込まれ、
今週古馬1000万下・セクシーボーイに先着するなど、
格上相手の併せ馬で一度も遅れがない点は評価できる。
実戦に行ってのしぶとさに期待したい。
グレイスノート
(牝、父ハービンジャー、母エオリアンハープ、美浦・宗像義忠)
母は中山牝馬S(G3)3着馬。
押し出されて人気になっている感は否めないものの、
入厩以来併せ馬で一度も遅れがない点は評価でき、
宗像厩舎&社台ファームの小柄な良血牝馬ならば
芝の実戦に行って良さそうなタイプであるのも確か。
おさえておきたい。
【無印の人気馬】
ノンシュガー
(牡、父ダイワメジャー、母クリームオンリー、美浦・戸田博文)
半兄・ソールインパクトは東スポ杯2歳S(G3)3着馬。
兄弟全て勝ち上がっている堅実な血統。
南W中心にかなり乗り込まれ、
初時計の7/23にいきなり南W3F39.6-12.6の素軽い時計をマーク。
ただ、戸田厩舎にしては珍しくビシビシ追っているにも関わらず
その後一度も美P&南Wでラスト1F13秒台を一度も切れない現状。
推定馬体重500kgの大型馬の初戦らしい
重苦しさが残っている可能性は否めない。
ホウオウレックス
(牡、父ダノンシャンティ、母クリスマスツリー、美浦・池上昌和)
半姉・クリスマスキャロルはマーメイドS(G3)2着馬。
千葉サラブレッドセールで1F11.1(2F24.2)をマーク。
初時計翌週の8/26に早くも南Wで12秒台のラップを刻んで
古馬500万下・マリーナベイに併入するなど、
良血馬らしい素質の片鱗は窺えるものの、
入厩以来南Wで一度もラスト1F13秒台前半を切れない現状。
推定馬体重510kgの大型馬の初戦らしい
重苦しさが残っている可能性は否めない。
▽セール騎乗供覧(9:45~、No.10・内)
https://www.youtube.com/watch?v=LeAyosFiJt8