今回は、隅田八幡神社へ行ったときのことをお話しします。

そこは、和歌山県橋本市（和歌山県の北東）にありまして、JR和歌山線、南海高野線（南海電車）の橋本駅からバスに乗ってアクセスすることができます。詳しくはインターネットで調べてください。和歌山県の和歌山市や海南市からはJR和歌山線で、大阪方面の、大阪市内の難波や、政令指定都市にある堺東（堺市）からは南海高野線で、奈良市周辺からはJR線や近鉄線や南海高野線で行くことができます。

隅田八幡神社の「隅田」は、一般の人もそうですし、特に隅田川の流れる東京に暮らす人などは（すみだ）と読みがちですが、実際には（すだ）と呼びます。

隅田八幡神社では、毎年だんじり祭りなど、いろいろな行事が行われています。

参道へ向かい、鳥居を潜り、その向こうに杜という樹木が生い茂る中、神聖でおごそかな雰囲気の中、石段を上がりました。石段を上る途中に髄神門の天井の龍の絵もあったそうですが、興味はあったものの、僕にはわからなかったです。境内で拝殿を参拝し、お賽銭を入れて僕は個人的なことを祈りました。

「…なれますように！」

その後、隅田八幡神社人物画像鏡の巨大なレプリカの石碑を見ました。レプリカとはわかっているものの、これが和歌山に所蔵してあると思うと、なんだかいい気持ちがしました。現物の人物画像鏡は、東京国立博物館に保管されています。レプリカの横に人物画像鏡の難しい説明文が書いてあったのですが、難しいのでスルーしました。隅田八幡神社人物画像鏡は、高校の日本史の教科書や、大学入試に出てくると思います。

有名な隅田八幡神社人物画像鏡のレプリカが見れてよかったです。

なお、本当は神社や人物画像鏡の写真を撮りたかったのですが、宮司さんなどから許可をとるのが面倒だったので、興味のある方はヤフーやGoogleなどで「隅田八幡神社」「隅田八幡神社人物画像鏡」で検索してみてください。すぐに出てくると思います。

↓

YAHOO！JAPAN

Google

神社へ行った当時の僕はしなかったし、僕自身おじさんに近い年齢だし、高校のときに理系で日本史はとらなかったのですが、敢えてストーリーを作ってみました。隅田八幡神社人物画像鏡のレプリカの横で、僕がある独自の世界観を持っていそうな男性（Aさんとする）の参拝者と出会ったとします。

AKIRA好きAA：「すみません、参拝者の方ですか？」

Aさん：「はい。あなたは今この石碑を見ておられましたよね？」

AKIRA好きAA：「はい。ご存じなんですか？」

Aさん：「そうですね。隅田八幡神社人物画像鏡ですね。現物が東京に置いてあるものですよね。国宝にも指定されてますよね。丸くて大きいものですね」

AKIRA好きAA：「その通りですよね。それは、高校のときに日本史で習いました。僕は、和歌山が好きな大学生です」

Aさん：「どこの学生さんですか？　府大（※）？　阪大？」（※府大：大阪公立大学である。一般的に和歌山県橋本市から最もアクセスの良い大学である）

AKIRA好きAA：「日本大学です」

Aさん：「そうなんですね。日大かあ。そうしたら今帰省中？」

AKIRA好きAA：「はい。あなたは何されていますか？」

Aさん：「私は京大の卒業生で、今は大手企業に勤めています。ところで、私が京大を受験した年、忘れもしない二千九年に、日本史の入試問題で、隅田八幡神社人物画像鏡についての設問が出てたのです。古墳時代に倭国で制作された年号を含む銘文が入った鏡が「隅田八幡神社人物画像鏡」であることを知っているかどうかが問われる設問でした。京大の問題だけあってシンプルで特別美しい問題なんですが、難しいんですよ」

AKIRA好きAA：「へえ、そうなんですね。頭良い方なんですね。そういえば、僕も受験勉強中に、京大の問題を見たことあります。手も足も出なかった覚えがあります」

Aさん：「そうでしょうね」

AKIRA好きAA：「ありがとうございました」

AKIRA好きAAはAさんの発言を聞いて、益々もって和歌山と、自分の勉強した隅田八幡神社人物画像鏡の関係性について勉強になり、うれしく思った。それと同時に、今の男性の表情や雰囲気などから、彼と出会ったことになぜか運命を感じた。その人がいなくなるのをちらっと確認し、AKIRA好きAAは石段を降りる。

…以上、僕の考えたストーリーでした。

ちなみに、２００９年の京大の日本史の問題に、ここで取り上げた隅田八幡神社人物画像鏡に関する設問が出ていますので、ご紹介します。

はあ…この記事作るのに大分時間かかった。

みなさんも、隅田八幡神社にご興味があれば、行くなり研究するなりしてみてください。

隅田八幡神社（和歌山県）に行きました（人物画像鏡が京大で出題！）