デトロイトにある美術館を訪れた12歳の少年が、およそ1億8000万円相当の絵画に噛んだガムを貼り付け、絵画に25セント硬貨大の染みを残してしまい問題となっている。

彼は、課外授業で美術館を訪れた際、噛んでいたガムを口から取り出し、ヘレン・フランケンテイラー作「The Bay」という1963年の抽象画の上にペタッと貼り付けてしまった。この絵画は美術館が65年に手に入れたもので、およそ1億8000万円相当の価値があるものであると美術館側は説明している。

ガムは、絵画の下部左側に貼り付けられたが、幸いキャンバスの繊維部分までは付着していなかったため、完全修復が可能だと見込まれているが、ガムの成分により25セント硬貨大の染みが残ってしまった。

美術館側は、現在ガムの成分を調べ、どの薬品を使えば染みがとれるか検討中であり、完全修復にはおよそ2週間かかるだろうと見ている。

一方、少年の在籍する学校では少年を謹慎処分にし、両親も彼に懲罰を与えたということだ。

学長はこうコメントしている。

「我が校の学則は大変厳しく、生徒たちの質も高いですが、何分12歳の子供ですから、自分の行為がどういう結果に結びつくのか分かっていなかったんだと思います。しかし、今は彼も自分がやってしまったことの重大性をよく理解しているでしょう」

ネタ元: AP: Boy, 12, Sticks Gum on $1.5M Painting
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そんなことされちゃあ、作者もせっかくの絵画を描いたかいがないってもんだ。
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・・・・・・・ああオヤジギャクさ文句あるか。