こんばんは。


中度知的障害のある妹のことが嫌いなきょうだい児毒姉です。


あけましておめでとうございます。


ご無沙汰しております。


役員の仕事ってのは、なかなかたくさんあるものですね。


そして、来年度もまた違う役員をやることが決まっております…。ふぅー。


yahooニュースでこんなのが流れてきました。


出生前診断のことです。



以下、私の人格を疑われるようなかなり直接的な表現を使っているため、気になる方は読まないことをオススメします。


毒姉である私の人格は既に崩壊しているので、私の人格否定のコメントをしても時間の無駄になると思います。ですので、そういうコメントをしたくなる方も読まないでください。





では書きますね。



私は、いわゆる出生前診断は


羊水検査、新型出生前診断(血液で調べる)をやった。


検査をしたことは全く後悔していないし、やらないという選択肢もなかった。


新型出生前診断は、以前書いたかもしれないけれど、この記事の方とは違って、全染色体ではなく3つだけ調べるものにした。


理由は、


すべての染色体を調べても分からない障害もある。(例えば自閉症やADHD、私の妹のような知的障害など)


3つ以外の染色体異常の場合、胎内で亡くなる、もしくは産後すぐ亡くなるから、育てることがほぼないだろうという考えだった。


…結構ストレートな言い方だが、実際、


『育てることになるのか』


『自分達は障害児の親になるのか』


『既にいる子は下の子が生まれた時点できょうだい児が確定するのか』


というのは、大きな問題だと思う。


産後、ただでさえ疲労しているのに、その上『あなたのお子さんは障害児です』って告げられたら、本気で産院に置いていきたくなる。


この記事の方は、結局健常児と思われる子を出産された。


でも、この記事のコメントを見ると、検査して下ろしたという方も何人かいらっしゃって、『産むことが美学』ではないことに安堵している。


検査は夫婦の自由であってほしい。


そして、検査結果の捉え方も夫婦の自由であってほしい。


ただ、出生前検査を受ける前に、『陽性が出た場合どうするのか』をきちんと話し合っておくことは必要だなと思う。


よく『私が障害児を産むと思わなかった』『検査の存在を知ってたら受けたのに』とかいう方もいるが、きょうだい児でないと、そういうアンテナは高くないんだろうな…。


この方はきょうだい児にではないんだな。いいな。


という謎の感情を抱いてしまう(笑)


ご本人は障害児の親になり、上の子がいれば、その子をきょうだい児にしてしまって、大変な思いをしているかもしれないのに。


だから私は全ての産院で新型出生前診断ができるように、また、ポスターを貼るなどして、周知徹底してほしいと思っている。


その上で検査を受けるか受けないかは夫婦が決めればいい。


そんな検査があるなんて知らなかった。


では済まされないことだと思っている。


だって、家族の人生が『こんなはずじゃなかった』になってしまうのかもしれないのだから。


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