こんばんは。


中度知的障害のある妹のことが嫌いなきょうだい児毒姉です。


弟の結婚の話の続き。

結婚生活が始まってからのこと。

もちろん、弟夫婦は実家から出て暮らしている。

が、気になることがあった。

家族で集まるからと、とあるお店で待ち合わせをした。


すると、弟だけが来た。

義妹はどうしたのかと聞くと、妹を施設まで迎えに行ったと言った。


何だって?


私は耳を疑った。


義妹を介護要員にしている!!!!許せない!!!!


と一気に怒りが湧き上がってきた。


なぜ、他人である義妹を妹の介護要員にするのか。

でも、私が代わりにやる気は全くないので、口出しはしてはいけないなと思い直し、冷静を装った。


私たちと合流した義妹は特別なんとも思っておらず、妹の存在を受け入れているようだったので、私も少し落ち着いた。


ここまで書いて今気づいたことがある。


私は妹の介護を他人である義妹にやらせることに腹が立って仕方ない。


と思っていた。もちろんその気持ちもあるが、それだけでなく、


実家のメンバーが義妹を含めて妹を支えていこうとしている様子に吐き気がしているのかもしれない。


ある種の嫉妬を含むような。


妹が受け入れられて羨ましい、とか、義妹が実家のメンバーに溶け込んでいることが羨ましい、とか言う気持ちははっきり言って少しもない。


が、そういうこととは違う…なんというか、


私が実家から離れていた時間もこの人たちは変わらず家族で、強固な関係を築いている、ということに若干の嫉妬を含むような吐き気を感じているのかもしれない。


私からすれば共依存なのだけれど。


あぁ、私はもうこの人たちと完全に分かりあうことはできないんだな、という寂しさなのかな。


絶対に妹の介護なんてする気はない。


でも、それを貫くには、同時に実家の家族とも疎遠にしなければならないという天秤。


逆を言えば、家族と仲良く、密にしたいなら、必ず妹もついてくる、逃げることはできなくなる、ということ。


きょうだい児って本当に嫌だって久し振りに感じた出来事。



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