こんばんは。
中度知的障害者の妹のことが嫌いなきょうだい児毒姉です。
昨日はブログへのアクセス回数が過去最高でした。
こんなブログにご訪問いただき、ありがとうございます。申し訳ない気持ちでいっぱいです。
昨日の記事に引き続きな内容になりますが、よろしければお付き合いください。
出生前診断への賛否はわりと前から散々されてきているように思う。
私の出生前診断についての考えは、前の記事に書いた通り。
出生前診断に関するYahoo!ニュースを読んだ。
私は、その記事よりも、集まったコメントに興味があった。
Yahoo!ニュースのコメントには実に様々な意見が書き込まれている。
私と同じく、良くも悪くも勝手なことを書いている人ばかり。擁護するのも反対するのも、ネット上ではその人の勝手、だと思っています。
そんな中に、私の心を揺さぶるコメントがあった。
正確に覚えておらず、またスクショもしていないので、言葉が完全に一致はしないが、以下の通りだった。
私は重症心身障害児を育てています。ダウン症の子を育てる方が出生前診断に反対されていますが、私はむしろすべきだと思っています。
倫理なんて糞食らえ。出産前に障害があることが分かって堕胎することになぜ反対するのか分からない。
ただ、出生前診断で分からない障害を持って生まれてくる子が一定数いるのは今後も変わらないことだから、社会で守って育てて行くべき。
というものだった。
実際に障害児を育てている方の意見はやっぱり説得力があるなと思った。
昨日の繰り返しになるが、私は出生前診断は夫婦で考えてするかしないか決めれば良いことで、周りが意見することではないと考えている。
そして、出生前診断はすべての障害を拾うものではないということ。
生まれてみないと分からないこともある。というか、生まれてみないと分からないことの方が多い。
私の妹も、歩くのは早かったし、オムツも普通に取れたと母に聞いた。
ただ、言葉の出始めが遅く、その辺りから違和感があったようだ。
まさしく生まれてみないと分からなかった障害児(障害者)である。
仕方ないことだったんだ。妹が障害を持っていることは。母が出生前診断をしていても、妹は知的障害として生まれてきていたんだ。
と、ちょっとハッとするコメントだった。
だからと言って妹のことを嫌いなのは変わらないんだが(笑)だって、嫌いってのは、感情論だから。