こんばんは。
中度知的障害者の妹のことが嫌いなきょうだい児毒姉です。
なぜ、これほどまでに私は妹のことが嫌いなのだろうかと考えてみた。
たどり着いた答えのうちの1つは
妹の知的障害を受け入れられていない。である。
妹の存在を否定したい気持ちが強くある。
なぜ、私にはまともな妹ではなく、知的障害があって、かわいくもない妹しかいないのか。
こんな風に感じるのは、障害を受け入れることができていないからなんだと思う。
では、なぜ、妹の知的障害を受け入れることができていないのか。
考えを巡らせてみると、やはり、妹が普通学級に所属していたことが大きいのではないか。
最初から、支援級にいれば、周りにもはっきりと分かるし、私も受容と言う名の諦めがついていたかもしれない。
しかし、両親が普通学級に通わせたがために、妹は普通に過ごせると思いたい自分がいるのかもしれない。
もちろん、普通になんて過ごせるはずもないのだが。
だからと言って、支援級に通わせなかった両親を責めるつもりは全くない。
その時は両親もそれでいいと思っていたのだから。
ちなみに、妹は小学校の授業はまったくついていけていなかった。
テストも名前を書くだけであとは問題文を理解するどころか、読むことさえできていなかった。
よくよく考えると、よくもまぁこんな状態で普通学級に置いといたなと思うけれど(笑)
そして、中学校は支援級に所属したが、私とは一緒に通わない年齢差だった。
だから、私の同級生は妹が支援級に所属していたことを知らない人の方が多い。
そして、妹が支援級に所属してからは、周りに妹の話をほとんどしなくなったので、私に妹がいるとは知らない人も多い。
妹の知的障害を受容できていない私だが、まぁ仕方ないかなと思っている。
だって、受容できないんだもん。
いつか妹の知的障害を受け入れ、周りにも私の妹は知的障害者だよって普通に言える時が来るのかな。