こんばんは。

中度知的障害者の妹のことが嫌いなきょうだい児毒姉です。


ここまで、いろいろ書いて来て、思ったことがある。


私は思っていた以上に妹のことが嫌いなんだな。


ということ。


家族の前で妹のことが嫌いだなんて絶対に言えない。


家族とはいえ、別の人格なのだから、合う合わないは障害の有無に関係なくある程度仕方ないと思う。


でも、その気持ちを吐き出せない苦しさ。


子供の頃から感じていた違和感を無意識のうちに抑え込んでいたのだなと実感。


妹のことを嫌いだといえば、障害者なんだからそんなこと言うなとか、擁護されるかもしれない。


本当に障害者だからってなんでも許すのはダメ。


逆差別。


きょうだい児は親が思う以上にいい子を演じているし、お母さん障害児のことで大変だから、これ以上迷惑かけたらいけないって思ってる。


しかも、無意識のうちに。


子どもの頃から刷り込まれてるから、自分でも我慢してる感覚がない。


異常な状態が普通になってしまってる。


やっぱり異常なのは異常と意識して、少しでもきょうだい児に気を配るようにしないといけない。


何かを壊されたとか、どこかに行けなくなったとか、妹が原因の場合、仕方ないって言われるし、そう思ってた。



でも、本当は違うと思う。


妹をどこかに預けてでも、他の家族だけで出かけられたんじゃないか。


そう思う。


なぜ妹が理不尽にキレても誰も妹を注意さえしないのだろう。


いい歳してそんな態度なら家から出て行けと私なら言われる。


でも、妹は絶対に言われない。


追い出せばいいのに。


自分がどれぐらい社会に適応できないか思い知ればいいのに。


でも、それを感じる知能がない。


知能がないため、家族に守られてる意識もない。


私はやっぱり妹が嫌いだ。