こんにちは。
中度知的障害者の妹のことが嫌いなきょうだい児毒姉です。
私と妹について書いてきましたが、私の母に対する気持ちを書きたいと思います。
単刀直入に言うと、私は母のことが大好きである。
私は母にとっての第一子。
大事に育ててもらったなと思う。
それは、妹が生まれてからも同じ。
お姉ちゃんだからしっかりしなさい、
妹の世話をしなさい、
と言うことは一切言われなかった。
もちろん、叱咤激励もあったが、それは私を私個人として見ての指導だった。
母は決して私を介護要員にはしなかった。
まぁ、そもそも妹が生活においては自立していたからでもあるが。
そして、私が妹のことを嫌いであると感じながらも、その気持ちを否定しない。
私はまだ母にはっきりと妹のことが嫌いとは言っていない。
でも、確実にバレている(笑)
それでも、私を否定しない。
妹が私に理不尽にキレると、必ず両方の話を聞いてくれる。
しかし、我慢しているのは私。言い返すこともしない。
そんな私に
嫌な気持ちにさせてごめんね。
と言ってくれる。
でも、私はいつも思う。
母が謝ることはない。
理不尽にキレているのは知的障害者の妹である。
妹からの謝罪が欲しい。
でも、無理なので諦めている。
本当は、きちんと話して理解させたいと思っている。
でも、聞く気がない。
母も妹が家庭内にいると、不和の元になることは分かっている。
成人した知的障害者ははっきり言って本当に大変だ。
可愛さもないし、勝手だし、自己制御もできない。する気もない。
ただの暴君である。
家に帰っても落ち着けない。
いつ妹がキレるか分からないからである。
でも、母はまだ妹を施設に入れない。
なぜなら、自分の子供だから。
母も子離れして、ショートにでも入れてみたら、気が楽になるのになと思う。
私は母が大好き。
だからこそ、妹から手を離して、ゆったりと過ごして欲しいと思う。
大好きな母の人生を妹色に染める必要はない。
これは知的障害児を育てている親御さんにも言いたい。
自分の人生を自分のために使って欲しい。