こんばんは。


中度知的障害のある妹のことが大嫌いなきょうだい児毒姉です。


知的障害児の妹は支援級から高等養護学校に進学し、就職した。


就職先は一般的な会社の障害者枠。


今、話題になっているあの障害者枠である。


私はこの頃、大学生で一人暮らしをしていたので、ほとんど妹の就職については知らなかった。


私も就職が決まり、2人同時に社会人になった。


妹が就職して、最初に思ったこと。


それは、


あぁ、これで妹のことをごまかせるな。


である。


今までは、高等養護学校にかよっていたため、友達などに『妹の通ってる高校ってどこ?』


と聞かれないかひやひやしながら生きていた。


だって、聞かれたら妹ががっつり知的障害者であることを紹介することになる。


前にも書いたが、私は身内に知的障害者がいることが嫌だ。嬉しい人はいないんじゃないかな?


それが、高校を卒業してしまえば、『〇〇に就職してるよー』で済むわけだ。


だから、私はほっとした。


障害者枠かどうかなんて、言わなければいい。


私は一人暮らしから実家に戻り、実家から職場へ通うようになった。


続く。