体調も良くなり、
昨夜は6日ぶりに白いご飯を食べました。
美味しかった〜!
白いご飯ときたら、おかんの漬物だ。
もう二度と食べられない、おかんの漬物。
いい塩梅に漬かったキュウリや白菜を食べると
ちょっと風邪気味でも不思議なほど元気になったものだ。
食べたいなあ。
それでね、ふと思い出したんだけど
タイミングの神様っていたんだよなぁ、、、、
2012年の6月。
ある雑誌の新規の仕事を請け負った私は、
取材をするため、特集テーマに合ったお医者様を探していたのです。
だいたいいつもなら、サクサク決まっていくんだけど
一体どうしたの? って気持ちが腐るくらいに
お医者様が決まらなかったんです。
いい線いくと「出張に行くことに」とか、
中には「そんな取材は受けられない」とか。
編集さんも一緒に探したものの、
結局、発行に間に合わない状態になり、
ここは焦らず、良い先生を見つけてからにしましょうということになったのです。
そうですね、と返事をしたものの
こんなこと今までないんだけどな、と思っていた私。
でも、それで良かったのです。
ほんとうに良かったのです。
なぜなら、
8月に入ると、坂を転がり落ちるように母の体調が悪化し、
私は仕事どころではなくなった。
それでも、ずっと続けていた定番の仕事だけは穴を開けられないので、
仕事道具を抱え、実家に泊まり、
泣きながら原稿を書いた。
姪がテープおこしを手伝ってくれたっけ。
夜明けに原稿を3本書き上げ、
編集部にメールで送った。。
もし、6月のあの時、取材のお医者様が決まっていたら
今頃とんでもないことになっていた。
定番の仕事でさえ、心ここにあらずをなんとか必死に整え、
書き終えたのに、
新規の仕事なんて絶対に無理だった。
そう思ったことを、思い出したのです。
この時期は、仕事を増やさない方がいいよ、って
誰かがそうしてくれたのかなって感じたんですよね。
そして
母は8月のとある日に天国へ旅立ち、
それから間もなくして
編集部から「取材対象のお医者様が決まりましたよー」と連絡が来たのです。
これっておかんの采配だったのかしら。
当時、思ったことを
昨夜白いほかほかご飯を噛みしめながら
ふんわり思い出したのです。
少し長い独り言でした。