「あ〜私ってダメね〜」っていう意識がちょっとあります。

 

きっとほとんどの人がそうなんでしょうけれど、

 

ごくたまに、そういう気配をまったく感じない人に出会うと羨ましいと心底思います。

 

話をすると、そういう人はご両親から全肯定で褒められ育った印象を受けるんですよね。

 

今も最強に心に残っている女性が一人、います。

 

彼女とは仕事で知り合いました。

 

見た目は、酒井法子にそっくりで本人か!と思いました。

 

話をすると、なるほど、みんなが一目置くというか

 

「A子の言う通りに。。。。」と右へならえになる理由がわかりました。

 

天真爛漫、自分の意見が一番と思っているのです。

 

うわぁめんどくさい女、、、と思いました。

 

私は自営業で仕事をやっていたので、生半可に彼女の言う通りにやるわけにはいかず、

 

意見を出したり、アイディアを出したりしているうちに

 

気づくと彼女から「ねえ、これどうしよう。。。」というふうに

 

仕事の相談を受けるようになったのです。

 

そんな感じで、コミュニケーションをとっているうちに

 

彼女の自己肯定感の強さはご両親や家族から

 

100%以上の愛を受けて育ったたまものなのだとわかりました。

 

ともすると、わがままで世間知らずな印象にもなりかねない彼女でしたが、

 

私は彼女とおしゃべりをする中で感じていたことがあり、それは無駄に悪口を言わないのです。

 

そもそも嫌だと思う人を寄せ付けない強さがあったのかもしれない。

 

そんな不思議なお嬢様でした。

 

花吹雪の中をポルシェに乗って進んで行く、そんなイメージしかないのです花火

 

ねこクッキー

 

あら、ヤダ、話が逸れているような。

 

そんなこんなで

 

自己肯定感ですよ。

 

疑いもなく、自分はOK!と思える私でありたい。

 

私は「お前って子は。。。」ばかり言われていたり、

 

たいして褒められることもなく育ったかもしれない。

 

でも、今更、自己肯定感の低さを親のせいにするつもりはない。

 

だから自分で、ぐっとお腹に力を入れて

 

この坂を登っていきたいんだ。

 

余計な荷物なんて捨てちゃって。

 

親はね、昭和ひとけたのひとだから

 

叱ることが普通だったんだと思うのです。

 

でも、愛情はしっかりもらった。

 

「勉強よりも、とにかく健康ならいい」と言いつつ、

 

掛け算の張り紙をして、声に出して覚えさせようとしてくれたこと。

 

「ほら、覚えないとダメだよ!

1から言ってごらん!」

 

私はいつも4の段くらいでうんざりしてたっけ。

 

8の段くらいから超早口で言ってごまかして。

 

思い出すと笑っちゃう。

 

自己肯定感って、こんな小さな思い出を手繰り寄せて

 

育てることもできるのかな。