小さな頃にできた心の傷が
53歳の今でもチクっと痛む時がある。
幼稚園生の時、先生たちに連れられて海に行ったんでしょうね、
その日は父兄なしだったんだと思います。
私は妙にかわいい水着を着てました。
ピンクのヒラヒラスカート付きで、
肩紐で結ぶタイプ。
仲良しの子たちはシンプルな水着だったような記憶。
トイレに行きたくなった私は、
先生に連れられてお手洗いに行くわけですが、
水に濡れた肩紐がなかなか解けないんですね。
先生がそれを必死ではずそうとするんですが
ガシッと硬くなっちゃってたんでしょう、
「もう! こんなの着て!」って怒鳴られたんですよ
いつもは優しい先生の怖い顔、怖い声、乱暴な手つき。
その時の私、余計なものがあるとダメなんだ、って思ったのか
大人になっても
装飾とか華美なものを身につけなくなりました。
キラッときれいにしている人を見ると「まぁステキ」って思うんですよ、
でも自分に置き換えることはなく、
シンプルが一番(だって余計なもので着飾ったら怒られちゃうもん!)が
自動的に心に働くんです。
でもなぁ〜
きれいなキラキラとか、フワ〜とか、シャラシャラ〜とかいいですよね。
ちょっとトライしてみようかな。
なぜでしょうね、そう思うんですよーん