新潮文庫の背表紙の色が
作家さんごとに違うことの意味を
今更ながら知りました。
作家さんのイメージで、
色が決まるとそれに統一されるんですって。
面白いな〜と思い、
書店でしみじみ見てみると
なるほど。
ハワイの奥深くを探求した『ハワイイ紀行』で有名な
池澤夏樹さんは少しくすんだブルーグレイ。
不思議な世界へ連れて行ってくれる星新一さんは
パキッと明るい黄緑色。
女性の魂の底の底まで見せつけてくれる
桐野夏生さんは朱色のような赤。
今、夢中で読んでいる宮本輝さんの本は
たわわに実った稲穂のような黄色。
うーん
面白い。