昔々、『りぼん』が大好きでした。
陸奥A子さん、吉田まゆみさん、くらもちふさこさん。。。。
名前をつぶやくだけで思い出がよみがえり、切なくなります。
発行日前夜には、
うっとりしながら眠りについたものです。
学校から帰宅すると
小銭を握りしめて、本屋さんに駆け込み、
『りぼん』とご対面。
分厚い『りぼん』を手にする瞬間。
表紙に描かれた女の子の絵。
ドキドキする見出しの文字。
付録のボリューム。
抱きしめるようにレジに行き、
握りしめていたお金を払い、
そのまま大事に抱きしめて家まで走って帰りました。
家に着いて、急いで付録の紐をハサミで切る。
うわぁ
陸奥A子さんが描いた女の子がモチーフの
封筒便せんセット、ちっさなビニール素材のポーチ、
メモ帳。。。
あの頃の付録って、ものすごくバラエティに富んでいて
女子心をかっさらっていきました。
本誌も付録も頬ずりしたくなるほど好きで好きで
夢と愛が溢れていました。
もう一度、あの頃の付録に会いたい。
もう一度、あの頃のような『りぼん』に会いたい。
陸奥A子さんの漫画を見て、アイビールックを知り、
憧れて出来る範囲でマネしました。
憧れだったボタンダウンのシャツは、
ラッキーなことに
一番上の姉からおさがりをもらうことが出来て、
小学校6年の私はご満悦でした。
あぁ
今、あれほど心躍る雑誌やマンガに出会いません。。。
出来ることなら会いたいですねえ。。。