日曜日の関内の街並みは静か。
細い路地に入ると、時が止まっているかのよう。
大通りも静かで、
なんだか気分がいい。
20代の頃、この界隈で仕事をしていた時期があります。
あの頃と今では
街の気配はまったく違うけれど、
時折、何かがカチッと一致する空間がある。
古くからある小料理屋、
怪しげなBARとかね。
そうそう、メリーさんがまだあの頃は生きていた。
当時、有隣堂文具館の古い建物があって、
そこのトイレでメリーさんに遭遇した時は
驚きで心臓が止まりそうになったものだ
私が目撃した時には、もうすでに
現役の娼婦ではなかったと思うけれど、
白塗りの顔に真っ白いドレスを身につけて
横浜の街を歩き続けていた老婆、メリーさん。
ド迫力がありました。
メリーさんをモデルにした舞台や映画もある。
ちょっと心臓の弱い方は、
彼女の風貌を見るのは危険かもしれませんが、
とっても礼儀正しかったそうです。
数年前に亡くなり、
『横浜の風景がひとつ消えた』、そう言ったカメラマンさんがいました。
さぁて、、、
洗濯しますか