久しぶりに読み返したこの本。

 

 

やっぱり良い本だなぁ。

 

江戸時代の敏腕プロデューサー、蔦屋重三郎。

 

そして絵師、歌麿。

 

実在の人物がたくさん出てきつつ

 

ファンタジーの要素もあるので

 

あっという間に読める。

 

しかも蔦重の言葉が良い。

 

実際にそうした言葉を口にしたかどうかはわからないが、

 

性分や気質、モロモロは

 

いろいろな記述にもあるし、

 

多分そういうことは言ってそう、そう感じる。

 

例えば、これ。

 

『何かを捨てりゃあ、空いた隙間に

新しい何かが入ってくるもんだ。

そうやって新しい風を起こさなきゃあ、

いつまでたっても運は回らねぇぜ』

 

うーん、いいなあ。

 

蔦重さん、わたしもそう思いますぜキラキラ04