NHKドラマが面白かったので、原作を買って読んでみた。

テーマは、人を上流・下流とランク付けする世間的な価値観と、その価値観じゃ測れない現実を描いていると思う。

上流・下流は絶対的なものじゃないということを本書は書いている(個人的見解)。

そして上流・下流と人を区別して判断する価値観の限界とか、現実との不整合とか、とにかくそんな区別には意味がない、ということを物語を通して読者に伝えているような気がする。

努力して上流に上がることは難しそうだけど、上流目指してたのにいつの間にか下流に来てたっていうのは結構ありそうな話だなぁと思った。

自分はどうなんだろう。上流に上がろうなんて思ってないけど、何かに向かって努力はしたいなぁと、珠緒を見て正直に思った。

翔の生き方もそれはそれでいいかと最初は思ってたけど、今はやっぱり翔みたいにはなりたくないと思っている。

結局上と下と区別する考え方はやめられないだろうけど、それに毒されないように気を付けて、他人を卑下しないように(もちろん自分も卑下しないように)何かを頑張る生き方がしたいなと思った。
読んだ本と観た映画の感想などを書いて行こうと思います。

理由は、
・読んで終わり、観て終わりというのが何となくもったいない気がする
 (通過するだけじゃなくて、何か読んだ証みたいなものを残したい)
・文章力を少しでもUPさせたい
 (お勉強と頭の整理を兼ねて)
・自分の感じ方を客観視してみたい
 (自分を知るってやつです)
・話しのネタにできるようにしたい
 (コミュニケーションスキルのアップ!)
などです。

ここまで書いてみて、やっぱり自分は文章力ないなと改めて思う…

最初は箇条書き程度でいいから書いてみよう…