キッチン、と同じニオイがした。

同じ雰囲気がした。

同じ作者だから当たり前かもしれないけど。

 

「うたかた」の方は、

こんなむちゃくちゃな家庭なのに、

家族4人ともいい人で、

全然複雑な家庭というものを感じさせなくて不思議だった。

それが吉本ばななさんなんだけど。

 

 

「人を好きになることは本当にかなしい。

かなしさのあまり、

その他のいろんなかなしいことまで知ってしまう。

果てがない」

という文がすごくよかった。

 

 

「サンクチュアリ」の方はあまり好きじゃなかったな。

 

 

何か唐突で。

不幸さが出すぎている気がして。