貧乏子沢山 | キルギスに生きる/写真ブログ

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青年海外協力隊として、
中央アジアのキルギス共和国にて野菜隊員として活動中。
キルギスの話をするブログ。

最近結構感じるのは貧富の差。

水道をひける家とそうでない家(ま、水道を家に引いたところで水はきれいとは言い難いですが)だとか、
毎日パンしか食べられない家とそうでない家とか、

ま、言い出したらきりがないんですけどね。

どこの国でもそうだとは思いますが、
特に貧富の差を感じるのは首都ビシュケクに上がった時ですかね。
なんか、世界がちがいますよね。

ここ最近のキルギスは経済成長も著しいので、
地方と首都との差がどんどん開いて行っている気がします。

ぼくが来た1年半前よりも格段に車の台数とか増えましたからね。


そんなキルギスなんですが、

夕食のときにおばあちゃんがしゃべっていたことなんですが、
「近所のサーシャの所は子どもを売ったみたいよ。」
「しかもまた孕んでるみたい。」って。

その家はかなり貧乏だそうで(だれも働いていないので当たり前の話ですが)
貧乏子だくさんというかなんというか。

また、「売ったみたい」って言葉にビックリですよ。
どこに?って聞いたら「さあ。でも欲しがる人はたくさんいるからね。」

だそうです。

単純に養子かもしれないので、一概には言えませんが、どこに売られていったのやら。
多少のお金を上げた所でなんの解決にもならないので、ぼくにはなんにもできる事はないんですけどね。


聞く話によると、先進国から子どもを買い付けにバイヤーが来たりしているようですからね。
もちろん臓器のために。
基本的には孤児院の子どもたちだそうですが。

いくら首都が発展していても、キルギスの生活に慣れたとしても
やっぱり途上国にいるんだなと、改めて実感させられます。











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