前にも何度かボズ・ウイ(ユルタ)の写真だとか建て方だとか載せてきたと思うのですが、
あらためてボズ・ウイについて紹介すると、
ボズ・ウイとはキルギス語で灰色の家と言う意味です。
ま、遊牧民の移動式テントですよね。
簡単に分解できてフェルトで覆われていて、といったところが特徴ですかね。
中国ではパオ、モンゴルではゲル、ロシア語ではユルタと言います。
キルギスに1年半も住んでいるといろいろなボズ・ウイを見てきました。
ま、他な国のものは写真だとかテレビだとかしか見たことが無いので、
キルギスのものとの違いは分かりませんが、
キルギスのものならある程度は見てきたと思います。
そんなわけで、以前にも載せた写真もありますが、
今まで撮ったボズ・ウイの写真いくつかまとめてみました。
それでは1枚目。
ソンコルにあったボズ・ウイです。
中国製で、骨組みは鉄パイプ、周りは幌で出来ていて言ってしまえば運動会とかでよく使う鉄パイプのテントのユルタ型ってとこですかね。
組み立ても簡単ですごく便利ですが、やっぱりちょっと趣に欠けますよね。
それではまた明日。
ソンコルにあったボズ・ウイです。
中国製で、骨組みは鉄パイプ、周りは幌で出来ていて言ってしまえば運動会とかでよく使う鉄パイプのテントのユルタ型ってとこですかね。
組み立ても簡単ですごく便利ですが、やっぱりちょっと趣に欠けますよね。
2枚目。
これもソンコルで撮影。
フェルトを使ってあり形もいいのですが、周りを縛っているものがロープで、
しかもフェルトがボロボロ。
続いてはエキナリンというナリン市からナリン川を上流に遡ったところにある村で撮影。
形とかもいいのですが、やっぱり、ひもで縛ってあるのが残念。
これはジェティオグズの渓谷にありました。
まさにボズ・ウイ!灰色の家といった感じです。
いや、茶色かな?
たぶん結構古いものなんだと思います。
ナリンへ行く途中のボーン峠似合ったボズ・ウイ。
形には2種類あって1枚目の写真みたいに平めの屋根をしたものと、
この写真のようにとがり気味のものとがあります。
ジェティオグズ、コックジャイクのボズ・ウイ。
オイモ(キルギス模様)が施されていて、入り口には木戸もあっていいのですが、やっぱりロープがね。
最後の写真です。
これがぼく的には一番いいなと思うボズ・ウイです。
ドアは木で作られた上にさらにフェルトのものもかけられています。
カバーもフェルトで真っ白ではなく少し灰色っぽい。
さらには屋根の所に白と黒のフェルトでオイモと呼ばれるキルギス模様が施されています。
そしてこれまでのボズ・ウイにはなかったオルモックと呼ばれる平たいベルト?でカバーを縛っています。
どうしてもロープも使わなければならない部分もあるのでその部分はロープになっていますが、
理想は、それが馬の毛だったりするともっといいんですけどね。
ってわけで、これが外見では理想のボズ・ウイだとぼく的には思っています。
ま、中の内装だとかを見始めるときりがないのでこの辺にしておきますが、
やっぱりここまでになると全てが手作りになるので随分と高価になってしまいます。
こんな感じでキルギスでボズ・ウイをお買い求めの際は、
こんなやつを買ってはどうかと思います。
それではまた明日。
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