イシククル湖の北岸、チョルポン・アタには岩絵野外博物館があります。
ロシア語ではПетрогоифы(ペトログリフ)、
キルギス語ではсаймалуу Таш(サイマル―タシュ)と言います。
この野外博物館には900個くらいあるそうですが、
とてもそんなに見つけることはできません。
なんたってこの野外博物館めっちゃ広い!!
ぼくが、入り口から一番奥まで歩いてまた入り口に戻ってくるまで
だいたい1時間ちょっとかかりました。
それも途中からはまじめにペトログリフを探すことすらしなくなったにも関わらず、1時間ですよ。
どれくらい広いかが分かってもらえると思います。
一応入り口には鉄柵がしてありますが、周りからいくらでも入ることができ、
(塀を作ろうとした跡はあるが途中までしかない)
近所の子どもたちの遊び場になっています。
夏の観光シーズンには入場料を取るのかもしれませんが、
ぼくが行ったときには誰もおらず入場料は払いませんでした。
言われたら払えばいいのではないかと思います。
ちなみに、4000年くらい前に古代人が描いたものと言われているのですが、
明らかに最近描かれたようなものもあり、
一番多いのはキリル文字で書かれた名前を良く見かけました。
ひどいものはペトログリフの上に書かれているものあって、
ま、博物館といっても無造作に置いてあるだけですからね。
やりたい放題ですよ、残念で仕方ありません。
いちおうこういった案内もありますが、ほぼ案内は無いといってもよいです。
東京ドーム何個分かは知りませんが、だだっ広い場所にひたすら石が転がっているだけなので、
探すのも一苦労です。
野外博物館から見るイシククル湖の景色は最高にきれいです。
時期的には夏よりも春の5月から6月が一番きれいに見えると思います。
アクセスはチョルポン・アタのメイン通りを走っている
マルシュルトゥカ(ПМК〈ペムカ〉)行きに乗りペムカ下車、10ソム。
そこから、山の方へ向かって行けばあります。
ちなみに近くに飛行場の跡の滑走路があるのでわかりやすいかと思います。
ま、タクシーにお願いするのが一番かと思います。
ペトログリフって言えば連れてってくれるんじゃないかと思います。
たぶん200ソムとか300ソムとかで行ってくれると思います。
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