おはようございます (^-^)/
長くなってますね、申し訳ない。何しろ15年の間の話ゆえ、いーっぱい事件があったね。
その中で、極め付け…
家に帰る行動、でしたね。
この行動が今の家に引っ越しをする決断を導いたのです。
母の生まれ故郷は、樺太です。父親を8歳くらいで亡くし、その後、家族で北海道に移住した、ということでした。
認知症になると、古い記憶にたどり着くようで、今の家は、「私の家ではない」と言って「帰ろう」という言葉が頻繁に口をついて出てきていました。
言葉だけのうちは良かったのですが、フラッと家を出る行動が始まりました。
知り合いのタクシーの運転手さんが見つけて、家まで乗せてきてくれたり、隣の美容室の方が、「お母さん、うちの角を曲がって歩いて行ったよ」とお電話で教えてもらい、必死で追いかけたり…
そんなこんなで今の家に引っ越し、家の庭や敷地内を自由に歩いてもらえるようにと考え、圧迫感のない、フェンスで囲んでもらいました。
そこにいるのは、母だけど、子供だった時の記憶で動いているかんじ。だから、自分がいつも知らないところにいる気がしていただろうし、わからない事が沢山あって常に不安だったんだろうと思います。
私は、このころ、母の姉に成り切って、少しでも安心して貰おうと、母をちゃん付けで呼び始めました。
![{9D95AE83-D555-435B-BB16-35D01BB15D85:01}](https://stat.ameba.jp/user_images/20150328/08/dokkoi37/1a/22/j/o0480048013257904132.jpg?caw=800)
こんな感じの花が好きだったな~
こんな感じで、トイレに辿り着けなくなり出し、毎朝、寝具を洗うような状態になっていきました。
睡眠もしっかり取れない中、毎日、淡々とお洗濯していました。体力は、有ったのね(笑)
そんなある日、ケアマネさんの訪問日が来ました。
そこから、思いもかけない展開が回り始めました。