おはようございます(^^ゞ
網走市のライフオーガナイザー、ヒロこと、斎藤 ひろみです。
捨てられないもの。
この子、ピーちゃんです。
母が認知症になったとき、叔母が母にプレゼントしたこの人形。知る人ぞ知る「プリモプエル」というお話しするお人形です。いつも一緒に寝ていたっけ～
母が認知症になってから、私は母との思い出を作っておきたくて、ある時「今日は病院だよ」と母を誘い出しました。(母は、外出を嫌う傾向になってきていたのですが、病院だけは素直に行ってくれる状況だったのです)で、その行き先はどこかというと、「京都」でした。はい、ワタクシ母を拉致・・・へへへ～ちゃんと、ピーちゃん同行です。その珍道中の旅の思い出の中に、ピーちゃんは燦然と輝いているんです。
伊丹空港から、京都駅までのバスに乗り込んだ私たち親子。バスは混んでいて、横並びのシートには座れなくて前後に座りました。そこで、問題発生。母のお膝の上に(袋に入れて)座ったピーちゃんがバスが走る振動に反応して、笑い出したのです。私の頭の中には！！！！周囲の乗客の頭上には？？？母は、平常心
京都駅まで笑いを堪えるのに必死でした。ピーちゃん、笑いっぱなしだし・・・
ピーちゃんにはスイッチがあったのを知らなかったんです、ごめんなさい、同乗者の皆さん。(もう時候ね)そして、帰宅した翌日には、旅行の記憶がない母でした。(￣□￣;)!!
その後だんだん認知症が進行し、ピーちゃんをお供にしなくなっていきました。そして、母が亡くなってからピーちゃんは、葬儀の時に復活。
母の葬儀でもユニークな働きをしたピーちゃん、それ以来、リビングに鎮座。たぶん暫くはリビングで私を癒してくれるでしょう。ただでもお人形は捨てにくいものですが、この子は特にね。
そんな思い出に弱いヒロです。
今日もクリアで有意義な１日を・・・
ピーちゃん、オナラもします
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