BL作品を紹介しています。実在する人物・団体等に一切関係ありません。

 

 

 

 

前作から坊主づいております。

 

2月刊☆

龍の不動、Dr.の涅槃 (講談社X文庫) 龍の不動、Dr.の涅槃 (講談社X文庫)
 
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@樹生かなめ

「橘高清和は僕のものです」白百合とも称えられる美貌の内科医・氷川諒一は怒りに震えながら、聖地・高野山を目指していた。それもこれもすべては、恋人で眞鍋組組長の橘高清和が氷川の信頼を裏切ったせいだった!静かに修行生活に励むはずが、氷川を東京に連れ戻すべく追ってきた眞鍋組組員に、清和を誘惑する香港マフィアの美女まで現れて…!? 《Amazonより》

 

龍の不動、Dr.の涅槃@樹生かなめ

藤堂さんは優秀だけど賢くないよね。不幸になりたい病にかかっているような気がする。清和くんのヤクザ病よりひどいよ

核弾頭の氷川せんせーに言われなくないと思いますが、藤堂さんは実の所どうなりたいんでしょ。。。汗


前巻から続く[ツルツル]と[出家騒ぎ]に少々飽きつつ読み出しましたが、女装した氷川先生に一目惚れし交際を迫った高校生・本郷公義が、眞鍋組御用達のヒットマンに刺され重体になって以降一気読みでした。


「3兆出すから俺のモノになって!幸せするから!」的な求愛をしてしまった公義。

清和くんがヤクザだとわかっていて、眞鍋組の前で言えるとは、怖いもの知らずにもほどがあります。二代目姐をお金で買うと言ってるようなものよ~!←3兆出せる事に驚いたけど;

清和くんの嫉妬と怒りの炎(いわゆる殺気)に気づいてほしかった><

 

でもカタギを、それも高校生を、脅すだけじゃなくて殺,すのか!?
典子さんもさすがにお怒りで、

心当たりが清和くんしかない氷川先生は焦り、

清和くんを改心させるため、眞鍋組を守る為、有給を取り出家を決意!

出家魂に拍車が掛かってしまいました。

阻もうとする眞鍋組から逃げ、桐嶋さんと藤堂さんの手を借り高野山・福清厳淨妙院に!
(出家できても眞鍋組を眞鍋寺にはそう簡単にできないと思うのに、出来ると思って真剣に言ってる所が凄いと思います。氷川先生も藤堂さんの事言えない。優秀だけど賢くないよね。←おいおい)

 

もちろんショウ達も追いかけてきて、説得したり文句言ったり、行や奉仕を行いながら結局ドタバタ。


でも院家と朱斎はいつも慈愛に満ちた笑顔で微笑んでいて、縋りたくなる気持ちや許されたくなる気持ちがわかるというかw
池の底は竜宮城に繋がっていて、高野は宇宙に繋がっているのも納得できるというかwww←ちょろい

 

終わりが見えない氷川せんせーvs清和の舎弟でしたが、香港マフィア・楊一族のエリザベスの登場で、のんびり修行もできず新たな騒ぎになりました!

イジオットへの復讐のため共闘を迫られ、
氷川先生がバッサリ断るとエリザベスが清和くんに結婚を迫り、

(実は、楊一族の五男坊・エドワード←そんな気はしていたv)
まさか高野山で香港マフィアと枕投げするとは!

 

マシンガンぶっ放すより全然良いのですが、皆が真剣で逆に可笑しかったです。

きっとイマドキの小中学生も修学旅行でしませんよね!?

 

 

楊一族の他、ロシアンマフィアのイジオットとアヴォロノフ、関西の長江組。
核弾頭を狙い高野山にやって来た一味の多さに驚きました。
でもでも、核弾頭が眞鍋のトップと認識されていていいの?汗汗


そして公義が襲われた真実にも驚きました。
外務大臣まで務めた曾祖父と政治家の父がソビエトの元スパイで強請られていたとは。
カマキリを使い襲ったのは清和くんでなくロシアンマフィア・ネフスキーだったとか(また新しい組織が出てきたっ)

清和くん自身もカマキリを使おうと思ったのでばつが悪く言い出せなかったらしいです。というかタイミング良すぎてほくそ笑んだのが気まずかったのかも。

楊一族との共闘を選びそうな眞鍋の幹部達でしたが、公義の命とウラジーミルを守る為(この辺は定かじゃない)藤堂さんが氷川先生に提案しました。
それは、楊一族と共闘しない代わりに公義を狙うネフスキーをウラジーミルに抑え込んでもらう事。
それに氷川先生が東京に帰る事を条件に加え、清和くんも渋々ながら了承。


眞鍋組の立ち位置を決め、複雑ながらも解決が見え一同ホッとしたのも束の間、ウラジーミルの暴走にまた吃驚。
抑え込むどころかネフスキーを壊滅させたウラジーミル。

何で壊滅させたのか意味がわかりませんっ。

なんでなんで?そんなことして大丈夫なの?

加減を知らな過ぎて呆れました><

でもそれがロシアンマフィアなんですね。そんなのと敵対したくないです~;

そこで終わらず藤堂さんと桐嶋さんが銃弾に倒れっ…!?

えええええ???二人は大丈夫なんでしょうか。汗
撃ったのは誰?この流れだと楊一族??
でも、その一瞬前に彼らに凍てつく視線を飛ばした清和くんがいて…

まさか関与してませんよね?汗汗
[苛烈な闘志]は二人に向けられたものではないんですよね?汗汗汗

ドキドキです。
ココで終わりとは、先生鬼や><

 


お気には、大抵の事は微笑を浮かべて許してくれる朱斎さんが、韋駄天のショウを軽々投げ飛ばす所。さすが悪だっただけあります。美坊主にも歴史あり(^m^)

 

そして、気になったのは[魔女の先輩の便利屋]
広々とした廊下を掃除中に、「魔女の口利きで格安請け負ってくれる」的な事を吾郎くんが言ってましたが、そんな人今までに出てきましたっけ?これから出てくるんでしょうか。

 

とにかく早く続きを~~~

ドキドキドキドキ

 

ゆたか