【　弁護士は一途に脆く　】　著：杉原那魅　※追記訂正しました

俺の恋愛対象は男だよ。それこそ昔…学生の頃からな

弁護士は一途に脆く (リリ文庫)/杉原那魅 ￥600　Amazon.co.jp

「弁護士シリーズ」というのかわかりませんが2冊目ですｗ

1冊目は弁護士×助手の【　弁護士は不埒に甘く　】。。。と言いつつゆたか未読です//←

今作にも、カプは脇で登場しておりましたよぅ！

攻・成瀬はダメ大人っぷり全開でイイ味出してました☆彼らも楽しいですね♪

読みたくなりましたわーｖ

※ネタバレ不要の方は閉じてくださいね!!!

【　弁護士は一途に脆く　】　（　リリ文庫　著：杉原那魅　ill：汞りょう　）

■□あらすじ□■　非の打ち所のない弁護士、木佐真咲（きさまさき）。マイノリティーな一面も持つが、それさえも彼の瑕にはなりえない。だが、高校の後輩、飯田にだけは冷静になれない。彼の曇りのない真っ黒な瞳が苦手だった。その奥に見えるあの事件の影と自分への負い目も。ある日、飯田に最悪な形で木佐の過去が暴露され、二人は感情のままに言い争い、激しく甘い熱をぶつけ合ってしまう！数日後、木佐の下に突然、刑事である飯田が容疑者として拘留されたという知らせが！？《裏表紙より》

逃げて逃げて逃げまくる飼い主・木佐のツンデレっぷりもたまりませんが・・

さて、逃げて何年だったでしょうか？

そして、飯田のケナゲなわんこっぷりが、わんこ好きにはたまらないと思いますｗｗ

追いかけて何年かしら？あ、木佐さんと同じね//（^m^）

木佐と飯田は高校時代からの先輩後輩（1歳差）デス。

剣道部に所属する飯田（1年。強いと上級生にも評判で木佐も知っていましたｗ

と

合気道部の木佐。（2年。

隙のない流麗な動き（もちろん美貌もｗ）に一目ぼれした飯田。

特に接点もなかった二人でしたが・・ひょんなことで知り合い、先輩に、一目ぼれしました！とか言っちゃいます。

冗談というか・・まぁ、そういう意味には取られず、飯田も素直に懐き、成瀬（2年）と共に3人でつるむ日が多くなります。

（でも、飯田自身は本気で、多分初恋ｗ）

それから1年。

木佐は飯田の部活仲間に嫉妬し、飯田はいつもそばにいる成瀬に嫉妬したり…恋心が見え隠れ！

でも、お互いの想いには気づかないので、告白出来ないんですよね。

関係を壊すより「友情」でままでいいや！とか・・二人ともヘタレなのでしたｗ

しかし、卒業も間近に迫った頃…飯田の活躍を逆恨みした古林（2年）に狙われ、襲われた飯田を庇い左腕を負傷した木佐。

ナイフの刺さった腕は、神経を傷つけ少しマヒも残る状態で。。。

★古林は少年鑑別所に送られた後、保護観察処分。高校も退学。もちろん慰謝料も支払われました。

両親ともに教職の古賀家は厳格な家庭だったようで・・得意の剣道でもパッとせず（さぼってたからなのに；）、成績も平均より下で、大学の推薦も貰えずもめていた模様。その鬱憤が、衝動的に飯田に向いたと・・

無意識の行動でも、木佐的には本望だったんですけどね。

庇われた飯田は責任を感じ落ち込みます。

間違えるなよ、正宗。謝罪すべきは、お前じゃない。それ以上言ったら、俺は本気で怒るからな

でも、気にするなと言っても無理な話で・・飯田に負い目を与えることになってしまいました；；

「好きだ」と言えば、同情や義務感で受け入れてしまいそうな飯田に告白も出来ません。←とっとと告ってればよかったのに―――!!!外野のゆたかは指で「ののじ」を作りましたもの。（意味腐

その傷で縛りたくない木佐は、「ただの知り合い」に戻り、飯田から罪悪感が消えるのを待とうと。。。一人離れる決心をします。

そんなに苦しかったんでしょうか。。。(ﾉ_･｡)

逆に、むしろ縛りたい飯田なのに。

縛られてるんじゃなくて・・チャ―ンス(￣▽+￣*)と、飯田がほくそ笑んでることに気づけば…木佐ももっと楽だったでしょうに。

でも、気づかないのがお約束ｗｗ←

飯田の罪悪感という名の鎖を解き放つ為・・怪我が治った直後、大学を1年休学して、木佐はアメリカに語学留学にいってしまいます。

しかし、焦ったわんこ。

ヘタレおバカ返上で（笑）猛勉強ｗ

同大学同学部（法学部）に進学しておりましたっ☆

木佐さんの思惑外れまくりｗｗｗ

これには帰国した木佐もビツクりでした☆いつの間にか同級生なんだもの♪（^m^）

飯田もすごい執着ですよね!!!

だから木佐さんも、負い目でここまでできるか？と考えればいいのに・・ぐるぐるもんもんしちゃうんですよねー！

まぁ、それが木佐さんの魅力ですけどｗｗｗ

でも平和な日々は長く続かず…木佐さんは、飯田のちう♪シーンを目撃してしまいます；；

（★告られ付き合えないならちうして！と襲われただけなのに、まぁ・・なんてタイミング）

■■■今度こそ、飯田のためにも解放しなきゃ・・と覚悟を決め

今日で二人とも晴れて大学を卒業。これを機に、縁を切りましょうってね。あれから五年、罪滅ぼしもそろそろ気が済んだだろう？

突き放すようにきりだします。

どうして？と問う飯田に

嫌いだ

とか

鬱陶しい

とか

償いごっこは、もう充分だ

とか…心で泣きながら、冷たく言い捨てる木佐さん。

でもね・・だから、ここでお別れだ――正宗　（ゆたか「正宗」って呼び捨て好きなんですっ☆つか正宗が好きｗｗｗ←

冷たくしながらも名前を読んでしまう木佐さんの未練がもう!!!!!!!

ゆたか一人ベッドでごろんごろんしちゃいました!!!!

もちろん、飯田も　俺があんたにしていたのは、償いじゃない　真剣に訴えます。

（このわんこは時々「あんた」と口にしますがちよつと違和感；）

でもちう♪シーンを見てしまった木佐さんには届かず・・；；

知らぬ振りでその場を離れようとする木佐さんに

こちらも負けずに　先っ…真咲！　名前呼びｗｗｗ（男子で「真咲」もいいですねｗｗ←そんな場合じゃない

飯田への執着が名前呼びに表れてるのを自覚してるのに、相手も同じだとは思わないんですよね。。。

その言葉全てが、愛情などではないと信じで疑わない木佐は、

馴れ馴れしいよ。だからお前は駄犬だっていうんだ。世話を焼きたきゃ他を探しな

ぎゃふーん♪内心泣きながらの渾身の拒絶っっっ☆木佐さんのつれないセリフに萌えてしまいましたぁ//

■■■　★この■■■～■■■は実は冒頭に描かれています。予備知識なく読んでもドキドキしたシーンでしたが、読むにつれ繋がってこの別れの意味を知ると2度美味しいというかｗｗ

そして、その５年後っ☆刑事と弁護士として再会します。

つか、再開以来５年…二人の関係になんの進展もないことにビツクリでした!!!!

まだツンツンしてるんですっ☆とにかくつれないつれない；

ご飯も誘われてくれませんし、「マテ！」どころか「シッ！シッ！」ですからね。

それもこれも、婚約者のいる飯田のため！と思っている木佐さんの空回りなんですけどｗ

（まぁ、ゆたか的にはまた誤解でしょ？でしたが←

でも、押しきれないヘタレわんこの忠犬ぷりもなかなかだったので・・もう、このままでもいいんじゃない？なんて思ってしまいましたわ。←

わー!!!!

ここまでまだ３分の１。新刊なのに、また書き過ぎでしょうか？(;^_^A

ここからはザックリまいります//

その後、木佐さんが司法修習でお世話になった３年先輩の神城（バイ）が登場します。

★傲慢で利益第一主義。木佐さんが自棄になってた頃のセフレ。婚約者がいてもお構いなしの外道ｗ

とある大物政治家の内輪の誕生パーティーに祖父代理で出席した木佐と再会。「また、思う存分可愛がってやるよ」と勘違い千万！その上、富裕層との顔繋ぎを狙い半ばストー/カー化!!!

はいっ☆ズバリ嫌な奴です!!!!!

それは、「最悪な形で木佐の過去が暴露」とあらすじにもあるように、それの張本人でもあって；

でもある意味、神城に感謝かもしれませんっ☆

神城との関係を知った飯田の切れ具合が素敵だったものｗｗ

それは軽く言い争った後の飯田からの不意打ちのちう♪それも玄関ｗｗｗｗｗｗｗ（ゆたかが好きなだけ//

木佐さんはダメだ、ダメだ・・と、嬉しいのに拒絶キター!!!!!о(ж＞▽＜)ｙ ☆

さすがツン歴１０年以上は伊達じゃありません。

おかげで、ゆたかのテンションだだ上がり―――っｗｗｗｗｗｗｗ

でもでも、やっぱりそのちう♪からは逃れられません。

飯田のためにも自分のためにも拒まなきゃ!!!!

そう思いつつ最後に一度だけ身体だけでも手に入れたい。。。天使と悪魔のせめぎ合いですｗ

いやいや、欲望に忠実でいいじゃないですかっ！だってずっと好きだった相手ですもんね。

羞恥と快感にうち震えながら、飯田がエレクトしてる事実を知り、刻まれる甘い快感への期待が罪悪感を押し流していきます。ぶらぼーｗｗｗｗｗｗｗ

もうね、固くなった飯田のアレ♪が、躊躇うばかりの木佐さんの理性を吹き飛しちゃうんじゃうんですっ!!!!!

これに萌えず何に萌えるの？＼(^Ｏ^)／

いやいや・・飯田くん、その押しがなぜもっと早く出ないかなぁ―!!!!とか言わないでくださいね。

で、ここでやっとベッドに場所を移します。ｵﾎﾎ

でも・・飯田はどこまでを考えてたんでしょうか？

木佐に後孔まで手を導かれ、一瞬躊躇って。。。（まぁ、一応ノンケ男ですしね）

それを見て、自身でほぐしていく木佐さん!!!!!!!!(●´ω｀●)ゞ

でも、その姿を見て、躊躇いはなんだったの？ってくらい最後まで主導権を取りまくる飯田でした///

これで、一件落着のらぶらぶ生活突入か。。。なんてうまく事は運びません；

翌朝目覚めての飯田の　……―――くそ。こんなつもりじゃなかったのに　つぶやきあり

その後すぐ、強制わいせつ　暴行　傷害容疑で拘束される飯田

黙秘をし

弁護人の指名は木佐ではなく成瀬で。。。

木佐さん凹む凹む。(^_^;)

しかし、その事件には神城や古林の影もチラつき・・どんな事をしても飯田の無実を晴らそうと、木佐さんが暗躍。

これがまた孤軍奮闘というか・・ケナゲで泣けました!!!!!

★事件の真相を話してもらう引き替えに身体を差し出す覚悟の木佐さん。神城の事務所で●ェ●させられ顔射///このまま抱かれてしまうのか？と思った時、神城が仕事で呼び出され最後までは免れます。神城は悔しかったり。腐腐
木佐さんのすごいところは、その一部始終を向かいのビルから撮影させていたこと！抱くだけ抱いても白状しないずるい奴だとわかってました！そして、それを婚約者の親に送りつけ…自分を犠牲にしても飯田を助けたかったんですよね。オトコマエ過ぎる木佐さんでしたｗ
最後、神城と何があったのか、飯田は嫉妬にまみれて聴きだそうとしますが・・木佐さんにはぐらかされておりました。言いたくないよね。でもやっぱ飯田もかけたいかしら？のはは←おい

で・・今度は木佐さんを庇った飯田が撃たれるという!!!!!

★神城を拒絶した木佐を陥れようと、恨んでいる古林を使い、女性とグルになって飯田をハメました。めっさあくどいの。その女性は脅されて利用されただけ。

おわぁっっっ!!!

結局書き過ぎちゃったでしょうか？？(＞＜;)

全部書くのもなんなので、最後に軽くまとめてみると　←ここまで書いといてそれもどうなの？

飯田が昔の傷のことを気にしてると思った木佐さんと、木佐さんがずっと気にしているのを知り諦めがつかなかった飯田。

同じことを気にしながら、何年も踏み出せず立ち止り続けてきた二人。。。

どんだけ臆病で不器用なオトナなんでしょ!!!!!

決して長いお話じゃないのに、事件もしっかり描かれていて面白かったですっ☆(-^□^-)

もしかして・・↑これだけでもよかったとか言われちゃうかしら。(^▽^;)

で・・最後の縛り文句ｗ

もし、先輩を庇って俺が怪我をしたとしたら