「結婚するからって幸せとは限らないってことよ」
(↑)は主人公のモノではなく、義人の上司・冴子さんのセリフです。
現実はそうなのかもしれません。結婚がゴールでもないし、いろんな思惑・形があるんでしょうね。でも、やっぱり結婚=幸せであって欲しいなぁ~!!甘ちゃんゆたかでした。
【 花嫁の条件 】 ( ルビー文庫 著:鹿住槇 ill:麻生海 )
身代わりの花嫁モノ ■□■ あらすじ ■□■ ブライダルサービスに勤める鳴海義人(なるみよしと)は、資産家の息子である原慶一(はらけいいち)の式の担当を務めることに。けれど、式の当日、突然失踪した花嫁の代わりに、なぜか 義人が新婦役を務めることになってしまった!そのままホテルまで同行した義人は、ひどく落ち込む慶一を 慰めているうちに、気付けば彼に押し倒され、初めての愉悦に甘い声をあげていて……!? 何でこんな事に――!?慌てて家に帰った義人を待っていたのは、アパートからの立ち退き話。行く当てのない義人は、慶一のマンションでまるで新妻のように同居することになってしまって……!?《裏表紙より》
あらすじが少し微妙です。軽く無理矢理な萌え展開を想像させようとしてるかもしれませんね。『そのままホテルに』ではなく、慶一の住む豪華なマンションだし、流されたとはいえ合意だし・・・まぁ、押し倒されたに違いない・・けど。(^m^)
あらすじも微妙なられびゅも微妙です。(え
何度自分で読み返しても纏まらず、いつもにも増してわかり難いれびゅになってしまいました。(汗汗
ならUPするな?ひぃぃぃぃ・・・ほんとすみません・・・・
でも書いちゃったし、最後のセリフ込みの8行だけお読みいただけたら・・・と思います。
結局はそういうことなのですwww
家柄もよく強く望まずとも、あらゆるものを与えられ恵まれていた原。豪華なマンション・デリバリーは有名レストランのシェフ付きケータリング・・・何から何まで凄いです。こういう御曹司ってほんとにいるのかしら?
ただレールの上で生き、純粋な愛情を知らず、全てにおいてお金を介して手に入れる術しか知りません。
(それはちょっと困りものですが、少し羨ましく思う庶民のゆたかがいました。のはは)
そして、やっと敷かれたレールからはみ出そうとしたのが偽装結婚でした。あ・・早速ネタばれしちゃいましたわ。(汗
ええい!!そもそもの結婚話しが偽装です!キッパリ
でもね、ゆたかは義人が身代りにさせられるのも、義人へ一目惚れした原と三宅(原の友人で、義人の勤めるブライダルサービス「ブルーバード」社長)の最初からの計画だったと思ったので、思い通りに結婚させようとする両親への反抗からだったとは思いませんでした。義人を身代りにするといった三宅の言葉に、原がビツクリしてたのも演技だよね?なんて勘ぐる勘ぐるw
反抗一つしたことのない男が、恋によって変わる!!!
超お決まりかもしれないけど、その方がきゅん♪度は高くないですか?夢見過ぎかしら??(///∇//)
でもその雰囲気はありつつ違ってて・・でもでも、やっぱりそうで・・な感じ。(^m^)
そういう原の詳しい事情も知らず、「家族の反対を押し切ってでも結婚したいほど愛していた花嫁に逃げられた傷心の婿」としての原を懸命に慰めようとする義人です。
それに甘えた感じで、義人をいただいてしまった原さんでした!!!
義人には無自覚な淡い恋心も混じり後悔はありませんが、原の気持ちがわからなくて、自己完結により納得しようとするところがもう・・・ほんといじらしくて!!!
同居が始ってからも控え目だし、立場の違いをわきまえようと・・イイコなんですよね。
ゆたかが好きか嫌いかは別にして・・(殴っ
でね!!その後何とか想いを伝え合い、晴れて両想いで身体をつなげた後に、ポロポロと原の嘘が発覚します。ゆたかも即行で偽装結婚だとネタばれしちゃいましたが、原も負けてませんでした(え)。もちろん不可抗力。バラすつもりはなかったの。(汗汗
え?それもウソだったの?それも??義人はビツクリしたでしょう!!!
俺のことも、金で買おうとしてるのかなって
初めて手に入れたいもののためになりふり構わず動いた原だもの。それも愛ゆえなんですけど・・・義人がそう思ってしまうのも無理はないかもデスねw
義人がどう思ってるかとか原さん全然わかんないんだもの・・・。
★結婚式自体が偽装だったこと。義人と一緒にいたいために、アパート立ち退き話しをでっち上げ、路頭に迷わせ、偶然の振りして出会い手を差し伸べ、自宅マンションに同居させたこと・・・。
めっさ自作自演っ☆さすがに少し強引ですよね。あはは
でも、初めて強く望み自分で動いた原さん。
来るもの拒まず去る者追わずの男が、必死になった結果、結局はお金を使い騙した形でしたが、自分の手で義人を手に入れようとしました。
今後は義人に、相手にも「気持ち」のあることを教えられ躾けられ変わっていくんでしょうねw
そして最後、原さんがテンパります。大人の男の必死な姿はなかなか可愛いかったです~!!
その原さん!ボケてるのか真面目なのか、わかからないところも中々ヨイ味を出してました。
御曹司と庶民の噛み合わない会話等、その場面場面は面白かったです!!!
ですが、失礼ながらお話し全体としてはそうでもなかったカモです。ごめんなさい。(汗汗
どちらにも感情移入しないまま読み終わったせいでしょうか!?お互い惹かれてるのはわかりましたが、どこでどうして好きになったのかわかんなくて!(汗汗汗
最初・・何でこのコは抱かれてるんだろ・・・なんて思ったくらいです。(そこから??
やぁ~読解力無さ過ぎですね・・;;
でもねでもね!!!(↓から8行です)
なんだかんだ言いながら、最後・・・原さんの挙げる「花嫁の条件」で、読後もスッキリになりました。どっちだよ~
俺の花嫁になるには条件があるからな。いくら母が気に入った娘を連れてきても、結婚なんかしない
・・・・・どんな、条・・・
俺が愛していること、だ
俺が愛してるのは、君だけだ。だから、ほかの誰とも結婚なんかしない
最初から、――そう言ってくれるだけでよかったんだ
不器用なコ~ク~ハ~ク~~(///∇//)
ゆたかは単純なので、もうここだけでイイです。腐っ
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★きゃああああ~ダメっ!!!このタイトルはヤバいですwwwww
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