【　リトルバタフライ　全３巻　】　高永ひなこ

①がなくてどれくらい探したでしょう。。。書店にもぶくおふにもないんだもの。ネットでポチッとも悔しくて（なんで？）ちょっと意地になりましたが、やっと出会えて嬉しいですｗｗｗ

読む前から勝手に、リトルなバタフライは可愛い受けのことを指してるんだと思ってたんですけど・・・そうじゃなくて二人のことだったのかな。

強風にあおられても図太く生き残る蝶・・・

逞しく自由に生きたいっっ！！！そんな少年たちのお話しですっ☆想像してたよりずっとずっと良かったですｗ

仲原のお父さんが仲原を捨てるなら・・・僕が拾うから・・・だから・・・・・

【　リトルバタフライ　全３巻　】　著：高永ひなこ　

中３・クラスメイト◆◇◆　あらすじ　◆◇◆　他のクラスメイトとは違う、大人びた独特の雰囲気を持ち、クラスからちょっと浮いた存在の仲原くんが何故か気になる小島くんは、修学旅行をきっかけに彼と仲良くなろうとする。修学旅行で仲原くんの抱えている問題に触れた小島くんは、仲原くんが案外ロマンチストだったということを知り、彼との距離が詰まってきたことを嬉しく思う。一方、仲原くんの中でも小島くんの存在が大きくなり始めて・・・。《裏表紙より》

あらすじでの君づけがのっけからかわゆいですよねっ☆（^m^）

親に愛され育ったコドモと愛されなかったコドモのお話しです。

そう言ってしまうと、ラストまで想像出来てしまうかしら・・・(^_^;)

普通に生活するのも阻まれる仲原。傷つけられても愛されたくて・・・逃げだそうとしながらも、信じて縋るんですよね。切なくてたまりませんでした。

そして、拒まれてもそばにいて、徐々に親しくなっていく小島くん。そんな二人が支え合い成長していく・・・きっと、どこにでもある(失礼)想像通りのお話しだと思います。

でも、純粋な二人には嫌味もなく、ジンジンと疼く心を優しく癒してくれました。

そして、なかなか越えられない一線ももどかしくて、それがまたヨイのです。何度きゅんきゅん♪させられたことかっっ！！！！

天然で弱弱しく見える小島くんは、芯があって優しく強いし。

闇を背負う孤独な仲原くんは、自分の弱さを認め、一人で立つよう前を向きます。

でも、自分だけの努力じゃどうにもならないこともありますよね。子供なんだから・・・・

オトナにはオトナの事情があります。それは勿論わかります・・・でも、しっかりしろ親っ！！！！

言いたくて仕方なかった・・・。