【　虹色スコール　】　著：砂原糖子

・・・・くそっ、好きなんだよっ。俺は、おまえにどんな風に思われてても、ずっと好きだったんだ。今だって・・・・・

虹色スコール (新書館ディアプラス文庫 196)/砂原糖子 ￥588　Amazon.co.jp

失礼ながらハイジさんのイラストに一目惚れ・・・ゲットしてしまいましたｗ

【　虹色スコール　】　（　ディアプラス文庫　著：砂原糖子　ｉｌｌ：佐倉ハイジ　）

ヘタレ×微ツンデレ　■□■　あらすじ　■□■　高校までべったりだった友人の池上と、大学に入ってから距離を置くようになっていた律也（りつや）。池上が自身の何でも分かったような顔が気に入らない、全てにおいて律也より勝っているのも、律也の好きな千鈴（ちすず）が池上に思いを寄せていることも――。律也の態度に気づいていながら、そばを離れようとしない池上。そんな池上の心のうちを考えようとしない律也、二人のベクトルがまた交わる日は来るの・・？不器用同士の等身大の恋愛模様☆《裏表紙より》

ビバっ☆ＹＡＯI

山がなくたってオチがなくたって・・・

実るまで、きゅんきゅん切なく、じんじんほわわん楽しむことができましたっ☆

地味だってぬるくたってイイっ！！！！！！

律也の無自覚なお誘い（態度）がね・・・少しばかり拷問に見えました。ぐふふっ

関係を壊したくなくて、欲情しても理性で抑えてきた池上。

池上の理性がなければ、二人の関係はもう何年も前に破綻してたでしょうね。

ちっとも気付かない天然律也の、鈍さに振り回されつつ、好きだからこそ出来ない！壊せない！池上の想いの深さにクラクラしました。何年我慢してきたんでしょ・・・池上の忍耐力に拍手です。

そして、やっと律也の気持ちが追いついて来た時の、「池上の仕返しか？」と思える程の、天然焦らしプレイがまた最高でした！！！

二人の想いのすれ違いが、はがゆくてもどかしくて・・・それがまた美味しかったですｗｗｗ

律也の微ツンデレがまたかわゆくて・・・ハイジさんでマンガ化しても、ばっちりなんじゃないでしょうか？？

お話しもイラストもピッタリでした♪♪