誓えよ。誓ってくれ。二度と俺から逃げたりしねぇって。何万回でも誓って、俺を安心させろ


夜に赦される (プラチナ文庫)/英田 サキ
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【 夜が蘇る 】07/09/16UP しました続編です。「蘇る」はそうでもなかったんですが、今作は甘さがもふっとプラスされておりまして楽しかったです。秋津の前では、ダメ親父風の甘ったるい久我に萌え萌えですっ♪♪

そして、ユギさんのイラスト~♪♪もうヤバいっ☆帯びがないとお尻がっ!!!ふふふっ


【 夜に赦される 】 ( プラチナ文庫 著:英田 サキ ill:山田ゆぎ )

■□■ あらすじ □■□ 情人を亡くし色褪せた秋津(あきつ)の夜を、極道の久我(くが)が再び悦楽で染め上げた。しかし秋津は衝撃の事実を知る。情人を殺したのは久我──!「お前の心ごと欲しいって言っただろう?」愕然とする秋津は、請うような久我の愛撫に奪われた。「お前はずるい…」憎みたくても憎めない。だが、久我の熱に奥深くまで犯されても、心は悲しみに囚われたままだった。そうして秋津は、恋慕を押し殺して久我から去り……。償うべきこととは、赦されるべきこととは──濃密な夜に色づき熟れた、揺るぎなき愛《裏表紙より》



永遠には続かない・・・父も母も、情人・羽生も失って、また失うことが怖い秋津。来るかもしれない終わりに脅え、久我を全て受け入れず予防線を張ります。

でも、だからこそ秋津も「夜」だけ「女」になるわけで・・・


「昼」の二人のやり取りは楽しいし、やっぱ囲われるだけじゃねっ☆昼間はバリバリ働くイイ男ですから。まぁ、久我の方は囲う囲わないの問題ではなく、メロメロなだけなんですけどw


秋津が逆に逃げ腰になるくらい・・・久我が愛しちゃってますもの。

秋津の一言に凹み、喜び、秋津の為に走り、支える。

それはどう見たってケナゲで可愛い男です。それがヤクザの若頭だって言うんだから!!たまらんwww

自分の男(姐さん)にメロメロになるヤクザ・・・ゆたか的にツボなんですっ☆


で、羽生の元同僚(?)・真田。コヤツがね・・・ちょっと心酔し過ぎ??羽生に憧れ、めさめさ惚れてましたよね。男惚れって言うんでしょうか??可哀想なくらいでした。

なので、久我を秋津を自分を赦せなくて、ひっかき回しまくってくれました。


羽生を撃ったのは久我・・・知ってて抱かれてるのか??と、秋津を揺さぶります。

そして、大事な秋津を監禁して、久我を陥れようとしたり・・・


で、真田に監禁された時、秋津やられちゃうのかな??と思いドキドキしました。羽生の大切だった相手・・・俺もご賞味させていただくぜっ!的な・・・(オイオイッ

なので薬(ヘロイン)に行くとは思ってもなくて・・・それも1回や2回じゃなかったし。とってもホードボイルドな展開に驚きですっ☆


秋津が中毒症状から抜け出す苦しみを、片時も離れず見守り支える久我・・・醜くても汚くても傷つけられても放り出しません。漢ですね!!とっても愛情を感じました。逆に、苦しくてたまらないはずの秋津の苦しみが少し薄かったような・・・うるうる~♪どんだけ酷いのを期待してたんでしょうか。(汗汗汗



そんなこんながありまして・・・自分の生き方を決めた秋津は、傍で並んで歩きたいと申し出ました。結果、久我の「個人秘書」に納まりそうです。でも響きが既にやらしいし!腐腐腐っ

それは、やっぱり「夜」だけ「女」にってことだからなんでしょうけど・・・ムリにそこに拘らなくても、イイと思うんですよね。「姐さん」になったからと言って、二人の関係がそんなに変わるとは思えませんもの。若いコ達もみんな秋津を慕ってるし、「姐さん」でいいじゃん!秋津っさん☆(えっ・・・・


ドキドキドキドキ

ゆたか

裏切り者の羽生への鉄砲玉が久我でした。・・・「最後に秋津の顔を見て死にたい!」逃がそうとした久我を、秋津のマンション下まで連れて行き、車の中で自分を撃たせました。末期がんで余命3か月・・・病気に負けるよりヤクザとして死にたかった羽生・・・壮絶でした。


夜が蘇る (プラチナ文庫)/英田 サキ
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夜に咲き誇る (プラチナ文庫)/英田 サキ
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個人秘書・・・どんな感じなんでしょうね??ふふふっ