「さあ、自慢のフルーツをご賞味あれ。先端から蜜まで溢れていて、おいしそうでしょう?」
ダイヤモンドに口づけを 2 (2)/あさぎり 夕
¥945 Amazon.co.jp
・・・陣野ってアホですね・・・あははは
この人のなりきり方はスゴイっ☆丸ごと1冊いけるんじゃないでしょうか。(^m^)

【 ダイヤモンドに口づけを 2 】 ( BBN 著:あさぎり夕 イラスト:佐々成美 )
■■■ あらすじ ■■■
「淫乱な花嫁には、やっぱりお仕置きが必要だね」傲慢な一流宝石商・陣野(じんの)に、激しくミダラな愛で翻弄される、なんでも屋の三森(みもり)。ある日二人は、念願のラブラブハネムーンに行く事に☆しかし、三森は、訪れた公園で金髪碧眼の王子に陣野との『過去』を囁かれてしまう。嫉妬と独占欲で切なくすれ違う恋の行方は!?そして王子に忠誠を誓う精悍な執事の想いとは!?超人気ジュエルラブ、Hで蕩けるオール書き下ろし!! 《裏表紙より》

ジュエルラブですよ!ジュエルラブ。(^m^)
傲慢な一流宝石商とか書いてあるし、1巻の記憶も薄れていて(ヲイッ)・・・・・・
訪問販売員プレイデザートプレイ・・・読み出して思い出しましたよ。あはははは!
見た目とのギャップがイイ。陣野は絶対におかしいっ!!!!もう、大笑いっ☆

パレオプレイエマニエル婦人ごっこ。そして、なんといってもトロピカルフルーツですよ!三森君の色んなお初を素直に喜びウッキウキv
始まってすぐにフルスロットルです。最初の40ページもエロエロなのにおかしいの!!笑いが止まらん・・・
三森くんは一般庶民なので感覚も至って普通。陣野のなりきりプレイへのツッコミもパンチが効いていて面白いです。
それでも、本気で嫌がってない辺りが惚れた弱みというかなんというか・・・それが悩みの種であることは間違いないけれど快感も相当あるわけで・・・拒めないんですね。
毎日妄想と思い込みで三森君を可愛がっているらしい陣野。スゴイ男ですw



営業用で紳士の「私」と三森君にだけ見せる欲望に染まった「俺」を使い分ける陣野。
三森君はその違いで気持ちを推し量れるようになってきたのですが、それがまたいらぬ疑惑を生み嫉妬を招くんです。

そして、三森の兄・正実と対面した時、気遣いを見せる陣野の様子、陣野を気に入る正実の態度。
その二人を見て、三森君に小さな疑念がわいてきます。

そうして出かけたハネムーン。
ウォルフヴォルト大公国第三王子・マクシミリアンが陣野に挨拶の長~いキスを仕掛けてきたからまた・・・湧く沸く。

そして、5年前の陣野・マクシミリアン・イザークの関係が、三森君に出会うまで節操のなかった陣野の行動が明かされていきます。
それは三森君にとって、思ってもいなかったことで・・・と言うか、疑ってはいたものの信じたくなかったことで・・・すれ違い揺らいでしまいます。

今まで言ってた事は嘘だったのか?
男は三森が初めてじゃなかったのか??



国のために生きる者・・・忠誠を誓う者・・・言葉や態度で堂々と表す事が出来なくて、荒業を使ったマクシミリアンに利用されたようなもんですが、当時のケダモノ陣野はまんまと罠(?)に・・・
それも、1度きりの事だと覚えていない・・・そんな場所をハネムーンに選んだ・・・サイテーなヤツです。
でも、覚えていて行くよりはマシか・・・(苦笑
お陰でマクシミリアンもイザークも気持ちを封印するというか諦めてしまったんですね。

大切な人を奪われた憎しみ・・・イザークは5年の月日を経て晴らそうとします。愛するものの無かった陣野に出来た愛しい人・三森。矛先は三森君に向かってしまいます。同じ想いをさせようとしたんですね。。。
さぁ、三森の運命や如何にっ!!てなもんですw


正に白馬の王子を地でいくマクシミリアンは殿様口調。「許せ」「森を案内してつかわす」等、乙女心(?)をくすぐります。日本とドイツのハーフの執事・イザークが教えた言葉でした。アンバランスでほんと可笑しいw
最後にマクシミリアンがイザークを「偲遠(しおん)」と呼ぶんですが・・・いやぁ~!王子様です。ステキですっ☆
(イザークの名前はシオン(偲遠)・イザーク・オストワルト・・・w)
そりゃあ、跪いてつま先にキスしますって!!!
尻に敷かれるどころか・・・既に服従ですからっ☆
葛藤の日々から、甘い蜜月、そして、国のために二人はどうするのか・・・気になります!あさぎり先生どうでしょう??


生い立ちの所為で愛を知らずに生きてきたので、実に酷いこともしていたんでしょう!
それは、愛が無かったから出来たこと。
三森君を愛した今では出来るはずも無く・・・ただただ、愛しい三森君と一緒にいたいアホな男に変身。(ヲイッ
思い込み大王に妄想キング・・言葉も通じないし迷惑で仕方が無いそんな陣野が可愛いです。
指輪の交換だけでは飽き足らず、第3者に関係を認めてもらいたくて、遠くウォルフヴォルトまで足を運んだ陣野。
立会人のマクシミリアンの妙な言い回しの言葉も良かったし、二人の誓いの言葉にもジーンとしたし、ステキな結婚式でした!!そして、三森君のウェディングドレスがまた色っぽい。このイラストは見る価値有りですw


そうそう!三森君のお初にとても喜ぶ陣野ですが、三森君もやっぱり嬉しかったようで・・・「初恋の相手は三森だ」と教えられた時、自分の初恋も陣野だと言ってしまいましたw 本当は○○○の○○だったのに・・・うん、内緒だね!


このお話は、ちゃんと腹が立ったり切なくなったりハラハラしたりするのに・・・読み終わって思い出すのは陣野の暴走ばかりなりw
中盤・後半では悪代官プレイナレーションプレイ。ふふふっ☆エロ全開・陣野、楽しいです。ドキドキドキドキ





                                                               A,幼稚園の先生