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本日もうま~い
![](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/192.gif)
山形市に地元のラーメン好きさんに四天王と呼ばれる、食堂のラーメンがあります。
北のいさご食堂、東の八幡屋、南のよしのや、西の大沼食堂
どこも流行のラーメンとは違い、ずっと変わらない味で山形の方に支持される一杯。
どんなラーメンか食べてみたい!
昨晩、情報収集しながらどこに行こうか凄く悩みましたが、これは私の好みだろうと思ったのが、
西の大沼食堂さん
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住宅街の一角にお店があり、知る人ぞのみやってくるそんな食堂。
お店の佇まいに歴史が刻まれてます。
11時開店との事ですが、ちょっと早く着いてしまったので隣の公園でまったり。
こういうお店はGW休んだりとかしそうで不安だったんですが、店の周りをいったりきたりしてるお父さんに、営業の確認をすると、今日も営業しますよ^^との事。
やったー
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11時になり暖簾がかかり、どうぞいらっしゃいませ^^との案内で、店脇の駐車スペースに車を移し入ります。
店内は土間の上にテーブル3卓がおかれ、とこじんまりとし、なんとも落ち着く空間。
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席に着く前にもう美味しいのがわかっちゃいました。
お店に入った途端にふわっと広がる、良い出しの香りが店内に充満してます。
私の経験では、こういう香りがするお店でのラーメンは外れたことがない鉄板。
メニューは中華そばとみそラーメンの二種類のみ。
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昔はもっとメニューがあったのかもしれませんが、今はこの2種類のみ。
夏季は冷やし中華もやっているようですが。
中華そばをお願いし待ちます。
調理をするのはだいぶご年配のおかあさん。
ここでもう40年もラーメンを提供されてるそうです。
手際をみてると、よくある食堂のおかあさんというより、ラーメン職人そのもの。
一杯、丁寧に、そして真剣にお客さんの食べるラーメンに心をこめてるのが伝わってくるそんな印象を受けました。
そうこうしてやってきた中華そば550円
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澄んだ淡い色合いのスープに、大判のチャーシューと山盛りのネギ。
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とてもシンプルでどこにでもあるような一杯に見えますが、その味わいは・・・
スープを一口飲んで、ああ、これは。
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一見、塩ラーメンかと見紛う透明度の高いスープですが、醤油の香りがあるので薄口醤油ですかね。
とがりのない適度な塩分でほのかな甘み。
鶏ガラ、昆布などのすっきりとしてるも、口にふくむと旨味がぶわっと広がっていく芳醇さ。
生姜の爽やかな風味。
完全に好みのど真ん中。美味しすぎて、美味しいを連呼してしまう味わいがあります。
このスープって、浮いた油による旨味のウェイトがけっこうあるので、出来立てと、終わりの頃とはだいぶ印象が違うでしょうね。
雑味がほとんどないので、かなり長時間、丁寧にスープを仕込んでいると思います。
そして山形産ゆきちからを使った中太麺
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柔らかめでもちっとした口当たりで、つるつるの表面が唇をするりと通り抜けて入ってく感じは、この優しい味わいのスープとベストマッチ。
うん。いい!
噛むと肉の繊維を断ち切る感じのしっかりチャーシュー
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こりこり感の心地よいメンマ
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のり、そしてかまぼこ。
なんてことないトッピングですが、そのどれもがこの一杯になじんでいます。
口に運ぶたびに、胸の奥に温かさを覚える感動と表現してもいいような美味しさ。
ああ、箸ををとめたくない。
満腹になるまでずっと食べていたいそんなラーメン。
この一杯に、麺固めや、こってり、味濃いめなどどのカスタムオーダーは野暮でしょう。
ありのままを受け止め、ずっと変わらない味を楽しむのが正しいスタイルなんだと私は思います。
山形の人に永く愛されてるラーメンだから。
一見、普通に見えるけど、味わいはとんでもなく手間のかかったラーメン。
このラーメンを食べて、普通だと思われる方は、濃い味のラーメンを食べすぎかもしれません。
大沼食堂さんを四天王と呼ぶ、山形のラーメン好きの皆様は流石ですね。
麺処山形。恐れ入りました。
そして、店主のおかあさん。
とても美味しかったです!と告げると、そらそうだ^^という自信に満ちた表情。
とても素敵でした。
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ごちそう様です
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![どけんやマン](https://emoji.ameba.jp/img/user/do/dokennyaman/3537750.gif)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20120511/06/dokennyaman/65/58/j/t02200165_0800060011966472133.jpg?caw=800)
店舗情報 大沼食堂
住所 山形県山形市西原1-11-12
営業時間 11:00~13:30/土日祝は~14:00
定休日 不定休
TEL 023-645-2455
駐車場 あり
こちらのおかあさんもだいぶご年配です。
あと何年この一杯が食べられるのかわかりません。
何かを感じた方は是非行かれてみてください。
私、今回の山形ツアーで1押しの一杯です。
さて、お次は米沢ラーメン?