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釜山・福岡両市の姉妹締結を両国和解の礎に

釜山・福岡両市の姉妹締結を両国和解の礎に

去る2月2日、吉田宏福岡市長が釜山市を訪問した。釜山市と福岡市の姉妹都市締結のためだ。釜山市と福岡市は、去る1989年‘行政交流都市'を締結して以後、17年間職員相互派遣、TPO(アジア太平洋観光振興機構)で会長・副会長都市としての活動、両市議会間友好親善交流協定締結(2004年)など経済・文化・観光・スポーツなど多方面で姉妹都市以上の活発な交流を持ってきた。

釜山市は福岡との‘行政交流’を結ぶ以前の1976年に下関市と姉妹都市縁組みを結んだ。韓国の法令は1国家に1つの姉妹都市しか認めないため、福岡との交流がいくら活発でも名称を‘行政交流’で使うしかなかった。しかしこの規定が 2004年1月に廃止されると両都市関係者たちが実務論議を経て姉妹都市縁組みを結んだ。

実際釜山-福岡の間の交流の質的、量的な発展をみるとき、両市の姉妹提携は遅れた感がある。両地域間の人的交流の増加は、釜山と福岡を結ぶ航路を見れば直ちに分かる。2006年の1年間に、船を利用して釜山と福岡を往来した人は120万名に達した。2005年に101万名を突破した後、1年間で19万名も増えた。

釜山港湾公社はこの趨勢が続けば、2007年は少なくとも130万名を超え、2010年には年間200万名時代が開かれると展望している。

最近、円安現象が持続したうえに韓国高速列車(KTX)に乗って船で日本に渡る、首都圏修学旅行と団体客が引き続き増加しているから、これから釜山港と博多湾を結ぶ海路は、さらに込み合う見込みだ。

地域間の人的交流は、毎年目に見えて活発になっている。釜山市教育庁は去る1月、関係者を福岡に送り福岡市教育委員会との姉妹提携を協議した。現在釜山市教育庁傘下には、20余の学校が福岡市内の学校と姉妹提携を結び活発な交流をしているから、より体系的な交流を模索しようという趣旨だ。

釜山市教育庁は、福岡市教育委員会とともに行う教育文化体験プログラムを作って、来年から両市教育庁職員及び教師·学生たちの相互訪問を実施するという計画を立てている。

韓-日海峡圏の発展を目標にする市民たちの集まり ‘釜山トモダチの会’も注目されている。集まりの名称を初めから友人を意味する日本語‘トモダチ’を使っていることも独特だ。釜山と九州の大学教授、会社員、公務員、作家、飲食店経営者、留学生などの会員30人余り(韓国人約20人、日本人約10 人)が毎月1回会っている。会員同士お互いに場所を推薦して歴史的現場などを見学したりしている。

また去年 9月には釜山日報と姉妹提携を結んでいる西日本新聞などが中心になって、二つの地域の新しい交流モデルを提示する‘釜山-福岡フォーラム'を発足させた。

一方下関と福岡、対馬、大阪などの高校卒業生が釜山の大学への進学も最近の数年間急増した。釜山の釜慶(プギョン)大を含めた釜山各大学に、現在60名余りが韓国の学生たちと一緒に勉強している。学費が安いことと同時に釜山が日本の首都圏より近いことも大きな魅力だ。

去年 6月10日には‘教科書問題を考える福岡の会’が釜山を訪問、日本の歴史歪曲の動きを告発してこれから2つの地域間の良心勢力が韓国と日本、ひいては東北アジアの平和のために努力しようと誓い合った。

このように釜山と福岡との交流は質と量すべての側面で発展している。国家対国家次元の外交ではない地域の民間交流が主軸になって発展して来ている。

このような人的交流こそ両国間の真の和解と繁栄に貴い礎石になるであろう。釜山と福岡、2つの都市が姉妹提携をきっかけに、両市の民間交流がより一層活発になってその力が両国間の和解、ひいては東北アジアの平和の礎になるように祈る。 


(釜山日報記者)

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