今朝の新聞に文部科学省の全国調査

2019年度版の結果が載っていました。

また、奈良県の教育委員会が

その中の県内の集計を発表しました。

県下の義務教育学校での

いじめ認知数は8,119件でした。

前年度より595件増えて過去最高でした。

1,000人あたり54.9件で

全国14番目の多さでした。

また、三か月以上いじめ行為が止まり

被害者が苦痛を感じないのが

解消と位置づけていますが

奈良県の解消率は77.1%でした。

逆に言えば20%以上が

まだ、苦しみ続けています。

 

そのほかにも

不登校が479人増えて2891 人になりました。

高校の中退率は

1.7%で全国平均より0.4ポイント多いです。

 

奈良県の教育の現状を見る思いです。

教育現場の先生方も

必死で頑張っておられますが

残念ながら、少し違った

生育過程を過ごしてしまった

子供たちが多くいるのがよくわかりました。

すべての子供たちが

安心して教育を受けることのできる

社会が実現できればいいのですが。