吉田拓郎の顔を初めて見た時、(これは、売れるはずだ)と思った。素直な印象の顔が、学園扮装後の時代の理想の雰囲気を漂わせていた。しかも、詩は、鋭く、情感あふれ、曲は、ロックの激しさほど抑揚があり、学園扮装後の若者を虜にした。同じ時代の中村雅俊も、非常に売れたが、垂れ目の男前、東北訛りは、
掌に澄んだ水を救って、お前の喉に流し込む。そんな不器用で、強く優しい繋がりは、ないものか?
また、
生まれてきたのは、何故さ?
というような哲学的問いも、残っていた純朴な時代にマッチしていた。
掌に澄んだ水を救って、お前の喉に流し込む。そんな不器用で、強く優しい繋がりは、ないものか?
また、
生まれてきたのは、何故さ?
というような哲学的問いも、残っていた純朴な時代にマッチしていた。その後のニューミュージックの甲斐よしひろは、学園扮装も、校内暴力も歌ったが、大変な二枚目と感受性、真面目さを合いかねていた。