うちの母は、2009年のおわりのころ
脳梗塞になりました。
もうすこしで3年になるかなというところ。
学生時代に、
銀色夏生さんの
つれづれノートという日記本を読んでいたことがあるんですが。
それから、長い年月が経ち
銀色さんの母親も脳梗塞になられたことを
図書館で知りました。
先日借りた本

あ・・・ぼけてて、見ずらい・・
「珊瑚の島で千鳥足」
というタイトル
この表紙を見るに・・介護とは無縁のようですが。
銀色さんの子供たちと
家族旅行
したときの写真のようです。
著者、銀色夏生となっていますが
主に同居している銀色さんの兄である
「せっせ」さんが、お母様の様子や介護の様子を
ほかのきょうだい3人(銀色さん、弟、妹)
に向けてメールで送っていた内容を中心に記録されています。
写真と共にタイトルも、介護に結びつきにくい「千鳥足」・・
ですが、せっせさんの将来の願望からつけられています

。
ちなみに、この本は
「薔薇とおむつ」という本の続編になります。
「薔薇とおむつ」のほうで、はじめて脳梗塞になられたときの
様子が書かれています。
「薔薇~」では、銀色さんの家庭での文章も多く
介護とは関係ない話の分量も、かなりあったと思いますが
「珊瑚の~」は、別の話も入ってますが
お母様である
「しげちゃん」の
介護記録が、おおよそのメインで、興味深く読みました。
介護日記的な本は、今までいくつか目にしたのですが
この本は、介護されてる、せっせさんの通信が
「大変だ大変だ

」という中にも
ユーモラス

なとらえかたが、多くあって。
一方では基本丁寧な言葉の反面、本音の荒くれた?言葉も
あったりして、その本音トークがあるのも妙に共感してしましました

。
親戚関係とのトラブルなどの話しでは
ここまでオープンに内情を披露していいんですかい?
と心配になるくらいだったりもしますが・・

なんだか全体的に読んでいて
あたたかいキモチにもなれました。
基本的に、せっせさんの優しさ

が感じられました。
お母様である「しげちゃん」は、体の状態でいうと、うちの母より
もうちょっと良いかんじでしょうか。
とはいえ、麻痺ならではの、いろんな体の問題や
注意力、判断の問題などもあって
せっせさんが、それに振り回されてる

わけですが。
(ちなみにお母様の介護以外にも、かなり身辺で
振り回される出来事が起こってます。
私やったら、うっわー・・くじけるわー・・・というめんどうな事態)
そんな中でも、なんだかんだいって
本当に危険なこと以外は
いろんなことをさせてあげたり連れていってあげていて

。
あぁ・・・私も、こんな風に連れていきたいのに
なんだかんだの理由で、やめちゃってたなぁと

。
もっといろいろと連れ出したり、新しいことにチャレンジ
できる環境を作りたいなと思いました

。
本の中ごろに通し番号入りの写真

も沢山紹介されていて
本文に書かれている様子が、よくわかります。
なかなか衝撃的

な写真も、いくつか。
部屋の中の一角に、草

が生えて
生えて生えて・・いっぱい生えてるーって写真が
おおお・・・・てかんじでした。(介護とは関係ないとこですが)
あと、どちらの本にも「せっせ丼」というシロモノが登場しますが
この本を読んで、私はトマト

をよく食べるようになりました。
多分・・せっせ丼の影響かと思います。
せっせ丼も、なかなか衝撃的です。
いろいろな刺激を頂いた一冊

できれば「薔薇とおむつ」から読んでみてもらえると
様子がよくわかるので、おすすめいたします

。