ブログネタ：片思いは辛い？楽しい？
参加中私は辛い 派！
一概にと言うかゼブラーマンのように白黒ハッキリつけれない僕ですので
『辛い』と言えば辛いし
『楽しい』と言えば楽しいし…
でも、やっぱり辛いことの方が多いですね
僕がよく聴く『片想い』の歌は、切ない歌が多いですし
自分の気持ちと相手が自分の事をどう思っているか等々考えると躊躇しちゃうし…
玉砕覚悟で告白して、ホントに玉砕したら
ボディーブローのように後から効いて来ますしね…
僕には、やっぱり辛い恋なのかもしれませんね…
『ねえ、こんな封筒、届いてたよ』
僕のアパートに遊びに来ていた有華がその封筒を差し出す
差し出し人を見ると知らない男性の名前とその下に
『梅田 彩佳』という名前が…
僕と彩佳の出会いは中学の時
実際に同じクラスになって、初めて話をしたのは中２の時だったけど
僕は１年の時から彼女の事を知っていた…
放課後、部活に行こうとカバンを持って教室を出ると
聴き慣れない洋楽が隣のクラスから流れていて
ふと、その音楽につられて教室を覗いてみると
真剣に踊っている女の子が数人いて
その中の彩佳に僕はひと目惚れしてしまった…
２年の時に同じクラスになり、席も近かったので僕は直ぐに彩佳と仲良くなった
彩佳と音楽の話したり、今呼んでいる本の話とか
そんなたわいのない話をする度
仲が良くなればなるほど
一日一日と彩佳の事が好きになった
僕の誕生日の日に彩佳がクッキーを焼いて来てくれた
クラスメイトに冷やかされるのが嫌で
本当は嬉しいのに
『ありがとう』の一言が言えず…
冬休み明けに彩佳に遅くなった誕生日プレゼントとして
チロルチョコを３００円分プレゼントする僕
『え～ウケ狙い？でも、ありがとう』と喜んでくれる彩佳
そんな、曖昧な関係のまま３年にあがり
部活に勉強に忙しい毎日を送り
ただ、彩佳と同じ高校に進学することを励みにして…
そして、努力のかいがあって合格することが出来たのですが
僕は彩佳の事より部活や高校の友達とばかり遊ぶのに夢中になり
いつの間にか、彩佳に彼氏が出来たという話が聞こえてきて…
実際に目にするまでは
『ウソでしょ、またまた～』と思ったのですが
いざ、実際に彩佳と彼氏が一緒に仲良く下校している姿を目の当たりにすると…
結構、ショックなんですよね…
それからは、僕は彩佳をヘンに意識しだし
なるべく、顔を合わせないようにしたりして
距離感が出てきて…
そんな、彩佳との高校での共通の話題は無く
高校３年間を終え
僕は大学進学のため
彩佳はダンサーになるために
それぞれ上京し
高校の時とは違く、たまに会ったりしていたのですが…
だからといって、『じゃ、付き合うか？』という感じにもならず
またしても、中途半端な僕…
僕は、大学を卒業すると直ぐに地元に帰って来て就職し
彩佳は夢の為に東京に残り…
それから２・３年たったある日、地元の友達が彩佳は、ケガの為にダンサーになるという夢はあきらめたという話を聞かされたのですが…
そんな、彩佳の事を考えながら封筒を開けると
入っているはずの招待状が無く
僕宛に出すつもりだった年賀状が数枚入っており、
その当時の彩佳が僕に伝えたかった事が書かれており
ちょっと複雑な気持ちになる僕…
そして、別の便せんに
『結婚することにしました。招待するかどうか迷いましたが、お互いに気まずい感じになるのも嫌なので、やめました…そんな事がないかもしれませんが(笑)元気でね』
という文章が…
そんな、彩佳の手紙を読んでいると有華が
『ウチらは、いつ頃、招待状が出せるのかな…』
と一言…
まあ今回はこんな妄想にしてみました
片想いが辛いと思うのは、相手に気持ちを伝えられなかったり、相手と両想いになれなかったりという不安からだろうし…
楽しいと思えるのは、前向きに考えられるからではないでしょうか
僕の片想いは辛い事が多いと思います
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