ブログネタ:卒業式の思い出
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僕の中学の卒業式の思い出は
希望の高校に進学することが出来た喜びで
和気あいあいとクラスのみんなと別れた記憶があります
悲壮感でなく、新たな出会いに胸を膨らませて…
高校の時は、受験の結果がまだ出ていないにもかかわらず
『なんとかなりそうな』気配だけは感じ
学校の近くにある友達の家でゲームをして遊んでいました
大学の時は、着なれないスーツを着て
就職先が決まっていないのに
謝恩会で友人たちと写真を撮り
酔っ払っている友人を介抱した記憶が
大したエピソードがないのでいつものように…
今回の妄想 その1
松井玲奈を相手に、松田聖子の『制服』をモチーフに…
高3で同じクラスになった僕と玲奈
席も近くないし、部活も違うけど、なぜか玲奈と仲良くなり
授業の合間にコンビニに抜け出したついでに
玲奈の為にメロンパンを買ってきたり
僕がインターハイ予選で授業を休んだ時に
更に玲奈との仲を緊密にしようとノートを借りたりするのですが
特に進展はなく
そして、卒業当日を迎えたのですが…
天気は雨降りで、傘を差しながら卒業証書を手に帰っていく同級生たち
通学路は傘の花が咲き乱れており
僕はダメ元で玲奈に告白しようと思い玲奈の姿を探していたら
校門を一人で出て行く玲奈の姿が…
すぐに追いかける僕
玲奈に追いつき、並びかけ声をかける僕
普通の会話は続くのですが、いざ告白のタイミングが見つからず…
そろそろ別れ際になった時に
僕は玲奈に『ちょっと待って』と言いながら
メモ帳に、春からの自分の住所を書いて渡し
『連絡、待っているから…』と走り去り…
只のクラスメイトで終わりたくないなぁ…
その2
たかみなを相手に井上昌己の『卒業』をモチーフに
後輩の女子とあまり交流が無い中
唯一親しかった、たかみな
朝、校門で会うと『おう』と声をかけると
『おはようございます』と答えるたかみな
部活が終わる頃に体育館に顔を出し、僕の事を待つたかみな
たかみなは、とてもかわいいのだけど
どうしても妹扱いしてしまう僕…
そして卒業式の当日
式が終わり、同級達はそうそうに帰宅し始めるのですが
なんとなく帰宅したくない僕
でも誰もいなくなった教室にいても仕方ないので
帰ろうと下足場に行くと、一人、寂しそうに立っているたかみな
『おう』といつもの調子で声をかけると
寂しそうな顔のまま愛想笑いを返すたかみな
『一緒に帰る?今日、俺、チャリで来てないけど』と聞くと
頷くたかみな
学校近くのバス停でバスを待っている間、大した会話も無く
僕はさっきから、うつむき加減のたかみながすごく気になり
『たかみな、元気出せって』と意味のない言葉をかけるのですが…
なんとなく気まずい雰囲気に耐えられなくなった僕は
『バスも来ないから駅まで歩いて行くか』
とたかみなの返事も聞かずに歩き出すと、後をついてきて
でも歩き出したからといっても、何かの話題が出てくる訳でもなく…
駅の近くに来ると今まで、下ばかり見ていた、たかみなが急に僕の顔を見ながら
『ずっと、あなたの事が好きでした…』と告白してきて…
こんなドラマティックな事が実際に起きていたらなぁ
現実は、そんなに人に話せるエピソードはありませんね