ハツばっぱ物語ー4
メキシコに定住してから10年が経ち・・・時は明治41年。母危篤の報を受け一時帰国したレンジは母を見舞いながら、この一時帰国の機会に、一緒にメキシコに行ってくれるお嫁さんを探したのでは?と想像します、そして出会ったパートナーこそが・・・そうです!ハツさんだったのです。芯が強く若く活動的であったであろうハツさん。どんな出会いがあったのでしょうか?ばっぱの手記(メキシコ滞在10年間の思い出の記)にはその辺の記述は・・・ありません。明治の人ですからそんなことをペラペラ言うわけがありませんね。ただ一行「明治41年5月3日東京において結婚す」とだけ手記に書いてあります。仙台と鶴岡の二人がなぜ東京で結婚を?・・・まあいろいろ事情があったのでしょう。ハツさんは日本赤十字を退社しレンジに付いてメキシコに行くことを決断したのです。8月にレンジの実母の葬儀が済み明治41年9月末、いよいよ二人は横浜港から香港丸(八千トン)に乗船しハワイ経由でサンフランシスコに向け出港。メキシコまでの長旅の始まりです。 続く