犬の問題行動といえば、「吠える」または「無駄吠え」ではないでしょうか?


犬にとって、「吠える」ということは、防衛本能からきているのですが
人間社会において犬が吠えるということは、あまり好ましくない状況が
多いのですね。



特に日本のように狭い住宅環境であればなおさらのこと。



犬の吠え声はかなり響くし、ご近所迷惑になり、トラブルのもとにも
なりがちです。


さらに、郵便配達の人、お客さま、友達、ピンポーンのチャイムの音に反応して
ワンワン吠え立てると、吠えられた人はあまりよい気持ちになりません。



飼い主が家に居るときはまだよいものの、留守中に犬が吠え続ける
ということも起こりがちで、特にアパートやマンション暮らしの人は、
ご近所の白い目に肩身のせまい思いをすることも…。



また、家族が寝ている深夜に吠え立てる犬も困り者ですよね。
落ち着いて眠れません…。



このように、犬の防衛本能からくる「吠える・無駄吠え」というものは
人間社会において迷惑な「犬の問題行動」として捉えられています。



問題犬…。


ダメ犬…。




一般的によく使用される言葉ですが、これってそもそも何なのでしょうか?
何が「問題」で、何が「ダメ」な犬なんでしょうか?



「犬の問題行動」と聞いてパッと浮かぶのを挙げてみます。



●吠える(無駄吠えとも呼ばれる)

●飛びつく

●部屋中に排泄する

●家具を噛んでボロボロにする

●散歩の時に、あちこち引っ張りまわし、落ち着きがない

●飼い主を噛む(攻撃的)

●拾い食いをする

●他の犬や人に対して攻撃的で吠えまくる

●掃除機に吠え掛かる

●猫や小動物を追っかけまわす…

その他いろいろ……。



飼われているわんちゃんにも、当てはまるものがいくつかあるのではないでしょうか?

でも、家庭犬として飼われている犬がこれらの行動をとると、「問題行動」だと言われ
犬達は肩身のせまい思いをしますよね。


私も当時は、家の犬達のこれらの行動に対してキャーキャー言っていました(笑)。




でも、これらの行動は実は犬にとってはごく自然な行動で、犬達は別に飼い主さんを
困らせようとしてやっているわけではないことは、きちんと理解してあげてくださいね。



これらの行動は、犬が「犬の本能」のままに生きているから起こるのです。



そしてこれらの行動は、家庭犬が起こすからこそ「問題行動」になるのです。


例えば、ホームレスの人が飼っている犬達はこのような問題行動は起こさないでしょう。


ホームレスの飼い主さんと一緒に、一日中のんびり歩き回り、少ないご飯をわけて食べ、
むやみやたらに吠えることもせず、どこに排泄しても何も問題にならず、飼い主さんの
後ろをトコトコを付いてくる…。
別にしつけをされたわけでもなく、それでも自然に生きています。





今回の内容をまとめると、「犬の問題行動」とは、
人間社会で飼われている犬達が、人間社会に迷惑をかける行動
とも言い換えることができます。



問題行動をとる犬だからといって、その犬が「ダメ犬」だとか「頭が悪い犬」だと
言うことではないのは、そこはきちんと理解していてあげてくださいね。