次男ちゃんはこの9月から5年生になります。

 

3年生の時は荒れに荒れていました。

 

担任からほぼ毎日のように

「授業を妨害しています」

という苦情をいただいていました。

 

当時は家でも荒れていて

私をはじめ、夫も長男ちゃんも、

次男ちゃんのことを「問題児」として取り扱っていました。

 

次男ちゃんは、家でも学校でも「問題児」になってしまい、

辛かったんだと思います。

 

4年生になり、担任が変わっても最初は荒れていました。

 

もしかして、発達障害なんかがあるんじゃないかと疑っていたのですが、

まずは、学校に関しては新しい担任を信じて、

家では今までとは接し方を変えようと決めました。

 

次男ちゃんは興奮すると、行動がエスカレートするから
落ち着くのを待って、なにに興味をもっているのか、
なにがしたいのか、じっくり話を聞いてあげるようにしました。
 
「ほめよう」と必死になると、ほめるところが見つからず、
ますます悪循環になるので、ほめようとすることはやめました。
 
そして、落ち着いているときは、
いろいろ手伝ってくれることもあったので、
その時に「ありがとう」と言うようにしました。
 
手伝ってくれなくても、準備が時間通りにできたときとか、
「そんなの当たり前」
として扱うんじゃなくて、
「時間通りに用意してくれてありがとう」
って伝えるようにしました。
 
「次男ちゃんが健康でそこにいるだけでマミーは幸せだよ。ありがとう」
って一日の終わりに言うようにしました。

 

4年生の時の担任の先生がうまくやってくれたおかげで、

学校に関しては、最後には「よい一年だったね」「がんばったね」

と言える一年になりました。

 

家での行動も、すごく落ち着いてきました。

性格的に、すぐに興奮して不適切な行動をしてしまうところは

なかなか変わりませんが、

その後、気持ちが落ち着くまでの時間がとても短くなりました。

 

あの3年生のときの「問題行動」は「僕を見て」「僕の意見も聞いて」

「僕は問題児なんかじゃない!」

という彼なりの必死の訴えだったんだなと思います。

 

タイトルとまとめがなかなかうまくつながりませんが、

子どもが問題ばかり起こして、どう話しかけていいのか分からないときは、

適切なタイミングを見つけて「ありがとう」っていうだけでも、

こちらの「あなたを大切に思っています」という

メッセージを伝えることができるのかな、と思います。