LIVE後、たくさんの仲間達に支援物資を託され
8人の有志達と向かった岩手県山田町山田高校。
向かう道程の途中 釜石、大槌を通過して現実に
言葉を失った・・・
分厚いコンクリートの防波堤が割れて
剥き出しになっている光景に唖然とした・・・
その先の町は、国道の左右に何キロにも
渡ってこの現実が続く・・・
釜石の市街地は見るも無惨なゴーストタウン
に変貌していた・・・
撤去された家屋の瓦礫が海岸沿いに続く・・・
そして山田町に到着
町の全てが消えていた・・・
自宅の遺品を捜す人の姿も・・・
まるで空爆後の町にいる様な錯覚さえ起こす。
あまりにも無惨で受け入れられようのない現実に
言葉を失った・・・
何故?山田町に向かったのか
それは、俺が地元のFM浦和 REDS WAVEで
「DOGtheFRIDAY」という番組を担当していた頃に
浦和REDSの元キャプテンを務めた内舘選手の
親父さんによくお世話になっていた、その内舘さん(父)
の故郷が被災した岩手県山田町だったからだ。
山田町は、ほぼ全壊で仙台や他の被災地よりも
かなり物資などが行き届いてなかった。
現に電気などもここ1週間でやっと使用できる
状況になり、食事なども朝はコッペパン1個などが
今も続いている。
そんな山田高校には、600人が避難生活中。
そして、山田高校に到着!!
早速、車を飛び降り駆けつけた先は
山田高校の先生方に頼まれていた
子供達の筆記用具の贈呈!!
先生の笑顔が何よりも嬉しかったなぁ~
そして、みんなに託された物資を有志達と
山田町の避難所に!!
トラック一杯に詰め込んで来た物資
協力してくれたみんなに託された物資を
有志達と共に無事に届けられたぜ(嬉)
早くも!!
子供達はチュッパの飴ちゃんに大喜び(笑)
子供なんてたくさん欲しいはずなのに・・・
みんな他にも行き届くように考えていた
見習うべき気持ちにさせられた俺。
避難所の体育館では皆さん一人ひとりと話す
ことが出来たが、みんな笑顔で強かった!!
避難所の皆さんに壇上からご挨拶
LIVEのステージの何百倍もの緊張だったヮ(汗)・・・
壇上を降りて体育館を後にするまで
皆さんからの拍手に見送られて胸が熱くなった・・・(涙)
拍手を贈りたいのは俺の方で、笑顔で強く頑張っている
みなさんにたくさんの勇気やほんとの強さを教わった。
山田町高校 被災者避難所のみなさん!
そして託してくれた仲間達!
共に走った有志達!
これからもみんなで頑張ろう!!!
PS
「この現実を忘れないで欲しいから
1人でも多くの人達に伝えて下さい」と
避難所のみなさんから託され
ブログに書くことを決めた。
被災地や避難生活の現場を見て
まだまだ、何もかも終わってはいなくて
始まったばかりだと感じた。
山田町は今、桜が満開だった。
★TSUYOSHI★