今も少し後悔してること。施設に入っていて、容態が一時悪化して、駆けつけたが一時回復した。少し良くなった時に、目覚めて妻を施設の人と勘違いしてトイレに連れて行ってくれと一生懸命に手をつかんでいるところに病室に入った。体温を測りにきた看護婦さんにもお願いしてみたけど、そんな仕事は別の人がやっているのか「気のせいよ」と軽く返された。そして、「おむつですればいいから。」と去っていった。母の残念そうな表情が見て取れた。あとで思い出してみて、あれは最後の人間としての叫びだったんじゃないかと思えた。トイレに行って用を足したいという…。あの時トイレに担いで行ってあげたらよかったと今思い出してみている。
 その後また、こんこんと眠る日々が続いた後、そのまま世を去った。それについても思うことがあるかまた、今度にする。


この前は食べ物だったので、今回は建物でびっくりしたこと。
ローマは昔の建物がいっぱいあるんだけど、遺跡の中に街があるといった感じ?
えー!と驚いたのは、遺跡の中に人が住んでること。バスの窓から見えたんだけど、それも外から丸見え状態だった。遺跡だから壊せない→そこに住むといった感じでしょうか。日本では考えられない光景でした。もちろんフォロ・ロマーノとか保護されてる観光地は住んでませんけどね。


スパゲティの本場なので、食べたいと思い注文したのですが、「ペペロンチーノ」と言ったら、何やら少し違うものが、出てきた。
お腹が空いているので、一応食べはしたが不満が残ったので、「これは違うよ!」と英語で言った。
あわてて店の人が出てきて、瓶詰めの唐辛子らしいものを出してきて謝った。

後日、ラジオを聴いてたら、イタリア出身の役者が、「イタリアにはペペロンチーノなんてないよ。」と。
そうか、唐辛子をかけたものと想像して出してくれてたんだと、気づいた。

 さもイタリア料理に詳しいふりして、全く通じないこと言ってたんだと納得した。